2020
どうしたら偽りの教えに立ち向かうことができるか
2020年7月号


わたしに従ってきなさい:モルモン書

どうしたら偽りの教えに立ち向かうことができるか

アルマ30-31章

7月6-12日

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どうしたら偽りの教えに立ち向かうことができるか

コリホルは反キリストであり,「預言者たちがキリストの来臨について語った預言に反対して」教えを説き(アルマ30:6),ほかにも偽りを説いて「多くの人の心を惑わし」ていました(アルマ30:18)。

2,000年以上前に起こったことですが,今日多くの人々が,似たようなことを説いています。現代の偽りの教えから自分を守るために,わたしたちにはどんなことができるでしょうか。

自分の証を得る

コリホルは「キリストはいない」,「贖罪など……ない」と人々に教え,神の存在を否定しました(アルマ30:12,17,28参照)。

どうしたら,神とイエス・キリストが生きておられることが分かるでしょうか。御二方についてのあなたの証は,どのような聖句や個人的な経験によって強くなりましたか。

啓示に頼る

コリホルは,預言と啓示の御霊を否定しており,「だれも将来起こることを知ることはできない」,「あなたがたはまだ見ていない物事を知ることはできない」ということを人々に信じさせようとしました(アルマ30:13,15)。

わたしたちは預言者と使徒を通して,現代のわたしたちに必要な神の言葉を知ることができます。預言者に従うと偽りの教えから守られるのはなぜでしょうか。

真理は真理であることを忘れない

何が真実なのかを知ることのできる方法はないとコリホルは人々に言いましたが(アルマ30:24参照),ラッセル・M・ネルソン大管長は,こう教えています。「ひとえに真実だというものがあります。……

……真実は,神が定められた律法に基づいています。……永遠の律法は,それを信じるかどうかにかかわらず,すべての人の生活の中で働き,すべての人の生活に影響を与えます。」(“The Love and Laws of God” [Brigham Young University devotional, Sept. 17, 2019], speeches.byu.edu)神の真理はどうすれば発見できるでしょうか。そしてそれは,わたしたちの生活にとってどのような祝福になるでしょうか。

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