2020
アルマがモーセと青銅のへびの話をしたのはなぜか
2020年7月号


わたしに従ってきなさい:モルモン書

アルマがモーセと青銅のへびの話をしたのはなぜか

アルマ32-35章

7月13-19日

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アルマがモーセと青銅のへびの話をしたのはなぜか

アルマが神の言葉を種にたとえると(アルマ32:28-43参照),その種はどのようにして植えればよいのかと人々が尋ねてきました。アルマは信仰をもって行動する例として,民数記第21章に出てくるモーセと青銅のへびの話を採り上げました(アルマ33:19-23参照)。

キリストの予型

予型とは,物や人を象徴したりあらかじめ示したりするもののことです。イスラエル人たちが毒へびにかまれたときに,モーセは青銅のへびを掲げました。それはキリストの象徴となりました。信仰をもってそれを見た者は皆,癒されたのです。これは,イエス・キリストを信じる信仰をもって行動するすべての人が霊的に癒されるのと同じです。

心をかたくなにした者もいた

見るというのは簡単なことだったにもかかわらず,心をかたくなにしてそれを拒み,へびにかまれたために死んでいく人もいました。どうして見なかったのでしょうか(アルマ33:20参照)。このことから,信仰と不信仰についてどんなことが学べるでしょうか。

癒されようとするか

見るなどという簡単なことをするだけで癒してもらえるとしたら,あなたはそれをしようとしないでしょうか。アルマはこの質問を投げかけて,救い主を信じて救い主に頼るようにと(アルマ33:21-22参照),わたしたちに勧めています。

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