ともに信仰を強める方法
今月モルモン書を研究する際,コリホルについて学びます。コリホルは多くの教会員に,預言者に欺かれていると説得しましたが,後に自分自身がサタンに欺かれ,人々を欺いていたことを認めました。また,ゾーラム人についても学びます。全員で教会から離反した民です。さらに,息子アルマについても学びます。息子アルマは,かつて積極的に教会に敵対していましたが,成人した自分の子供たちを強めて,彼らが主と主の教会に背くことへとつながる選択をしないようにしました。
主の回復された教会に今後参加しないという選択をする家族や友人を持つ人がいるでしょう。信仰心が強い人にとっては,つらいことかもしれません。多くの人は,助けたいと思いながらも,どうしてよいか分かりません。
一冊の機関誌の中で,信仰が冷めてしまう理由を網羅し,そうなったときに具体的にどのように対応するかを説明することは不可能です。それぞれの人の信仰の旅路は異なるからです。しかし,今号では以下のことが助けとなるよう願っています:
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教会に戻って来たある男性の体験と,そのことから彼が学んだことについて(26ページ参照)。
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すべての人を歓迎することの重要性(40ページ参照)。
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別の道を選んだ,成人した子供と関係を築く方法に関する,両親への提案(30ページ参照)。
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教会歴史と,教会歴史により信仰がどのように強められるかに関する,役立つ視点(12ページ参照)。
これらの記事が,個々人の状況に対する神の導きを求めるきっかけとなるよう願っています。
心を込めて,
アダム・C・オルソン
編集主幹