エイミー・A・ライト
中央初等協会会長会第二顧問
5年前,エイミー・A・ライト姉妹はステージ4の子宮がんと診断されました。過酷な治療を家族とともにやり抜くための唯一の方法は救い主イエス・キリストを中心に生活することだった,と彼女は言います。
「自分のことばかり考えていると,世界が暗くなりました」と当時を思い出して語っています。「でも,外に目を向けて人に奉仕し,キリストが歩まれた道を歩もうと努めると,激痛と極度の苦悩の中でも光と喜びがあったのです。」
ライト姉妹はがんとの闘いを「磨きと精錬の過程」と表現しています。「自分だけのために特別に用意された」過程を経験して,非常に個人的な方法で救い主を知ることができたそうです。またこの経験から,ほかの人の受ける様々な試練を知り,理解しようと努力するときに力が湧いてくることも,学びました。
「わたしたちは皆人生で,主の果樹園の違う場所で違う時に奉仕をしています。しかし,同じ果樹園で,同じ主人と一緒に働いているのです」とライト姉妹は言います。
「望みも同じです。だれもが,永遠の命と昇栄を望んでいます。これこそ,貴い幼子たち全員に望んでいることです。彼らが救い主とともに人生の旅路を歩んで天の家に帰れるようにと願っています。」
エイミー・エイリーン・アンダーソンは,1972年1月6日,アメリカ合衆国ユタ州ソルトレーク・シティーで,ロバート・アンダーソン,ジョイ・アンダーソン夫妻のもとに生まれました。1994年にソルトレーク神殿でジェームズ・マッコンキー・ライトと結婚し,3人の子供がいます。
ライト姉妹は1998年に人間発達・家族学の学士号を取得してユタ大学を卒業しています。読書補助教師および業務マネージャーとして働き,PTAの活動にも参加しました。最近では,歯科医院のマーケティングと宣伝の仕事をしていました。
ライト姉妹は,2018年から中央若い女性諮問評議会で奉仕しています。これまでに,ステークおよびワードの初等協会会長,ワード初等協会会長会顧問,福音の教義クラスの教師,カブスカウトの指導者などの召しを果たしてきました。