マイケル・A・ダン長老

中央幹部七十人

マイケル・A・ダン長老の両親は，ダン長老が幼いときに離婚したため，母親によって育てられましたが，深い信仰と確固とした価値観を育まれました。アメリカ合衆国ユタ州のソルトレーク・シティーにある長老派教会のミッションスクールに通った後，公立の高校に転校し，そこで末日聖徒イエス・キリスト教会の会員と出会いました。

新しくできた友人たちとその両親から優しく迎え入れられて，ダン長老は教会について学びたいと思うようになります。そして宣教師と会うことにしました。神会とジョセフ・スミスの最初の示現についての彼らの教えは，「ほんとうに力強く心に響きました」とダン長老は述べています。

祈りを通して，この福音が真実だと分かり，高校3年のときにバプテスマを受けました。それ以来，ダン長老は「すばらしい指導者から養いを受けてきました」と述べます。

そして，人生を通して天の御父と救い主からの導きがあったと感じています。「わたしは信仰者です」とダン長老は述べています。「イエス・キリストの証人となり，主の生涯と主の恵み，今日回復された主の福音を伝え広めることができるのは祝福です。」

マイケル・オースティン・ダン長老は1958年3月5日にアリゾナ州ツーソンで，パトリシアとジェームズ・R・ダン夫妻のもとに生まれ，ソルトレーク・シティーで育ちました。ハワイ・ホノルル伝道部で専任宣教師としての奉仕を終えた後，1980年にリンダ・バージニア・ポールソンとソルトレーク神殿で結婚しました。夫妻には3人の子供がいます。

ダン長老は1981年にユタ大学でマスコミュニケーションの学士号を，そして2008年に同じくユタ大学でコミュニケーションの修士号を取得しています。ダン長老はこれまでKUED（PBSユタ）のジェネラルマネージャー，ダン・コミュニケーションズ社の社長を務め，直近ではBYUテレビジョンとBYUラジオ局の常務取締役を務めていました。

中央幹部七十人に召されたときは地域七十人を務めており，これまでにビショップ，ビショップリック顧問，ステーク会長，ワード若い男性会長，高等評議員および2014年から2017年に南アフリカ・ヨハネスブルグ伝道部会長としての召しを務めてきました。