第2日のレッスンの「はじめに」を読むと,預言者ジョセフ・スミスが教義と聖約42章の啓示を受けたのは,「オハイオで『律法』が与えられると言われたかつての主の約束を果たす」ためであったことが分かります(教義と聖約42章前書き)。教義と聖約42章に関するこの2回目のレッスンでは,30-93節を扱い,教会員を導くために主が,俗世と経済と霊にかかわる律法を導入されたことを学びます。それは財政的に困っていた教会の様々な事業を助けるためであり,またオハイオ州にやってきた他の聖徒たちを支援するためでもありました。
教義と聖約42:30-42には,主の奉献の律法が書かれています。この律法について学び,理解するのを助けるために,皆さんに行ってもらう課題は,この部分で扱う奉献の律法について,レッスンを準備して家族や友人に教えることです。今日のレッスンの後半部分で,自分の聖典学習帳の中に自分の経験について記録する機会があります。
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自分の聖典学習帳に,自分が教えた人の名前を書きましょう。また,この課題を完成させた日付を記入しましょう。この教える経験を通じて,あなたがうまくいったと思われる点,難しかったと思われる点を書いておいてください。それに加えて,これまでわたしたちが人に良いことをするとき,それは主に対してすることになるという原則に従って生活したとき,どんな祝福を受けたと感じたか,それを書いておいてください。
教義と聖約42:43-55の中で,主は死と癒しについて教えられました。主は,主にあって死ぬ者にとって死は甘いが,そうでない者にとっては,死は苦いと説明されました。また,病気の者は「優しさの限りを尽くし……養われるようにしなければなら」ず(教義と聖約42:43),神権の祝福を受けなければならないとも言われました。イエス・キリストを信じる信仰によって癒される者も存在します。(教義と聖約42:48参照)
教義と聖約42:56-69で,預言者ジョセフ・スミスは,ジョセフが求め続けるかぎり主は啓示を与え続けられるということを知りました。教義と聖約42:61を読み,啓示を受けることに関する原則がどういうものか,確認してください。現在,わたしたちの指導者は,絶えざる啓示の原則によって指導し,教会を導いています。
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自分の聖典学習帳に,61節から学ぶことのできる原則を,「もし……ならば,その結果……」という形で書いてください。
だれかが他の人の言葉や行動に対して怒ったのを見たことがあったら,その時のことを考えてください。教義と聖約42:88-89を読み,私たちに対してだれかが罪を犯したら,わたしたちはどうすべきかに関して与えられた主の指示を探します。
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次の質問の答えを聖典学習帳に書きます。
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だれかが私たちに罪を犯したら,わたしたちは最初にどのような行動を取るべきですか。
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どうして,このような解決法が有効なのだと思いますか。
教義と聖約42:90-91から,公に知られた罪の中には,適切な方法で公の場で告白したり懲らしめを受けたりすることが必要な場合もあることが分かります。教義と聖約42:92-93を読むと,次の原則があることが分かります。ひそかに犯された罪は,ひそかに解決されなければならない。
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自分の聖典学習帳に,ひそかに罪を犯した場合,ひそかに解決することが最も良い方法なのはなぜだと思うか,その理由を書きましょう。
あなたに対して罪を犯した人に,近づいていくには勇気が必要です。他の人に対して何か悪い感情を抱いていて,それを適切に解決したいと望むときには,天父の助けを求めて祈ってください。
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聖典学習帳の今日の課題の下に,次の言葉を書いてください—
_月_日,教義と聖約42:30-93を学習し,このレッスンを終了しました。
教師に伝えたいこと(質問,思ったことや分かったこと)—