学習する
「隠れた」就職市場とは何でしょうか。
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時間:タイマーを60分にセットしてから,「学習する」セクションを始めます。
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視聴する:「競争の少ないところを探す」(動画を視聴することができなければ,48ページを読んでください。)
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読む:下の魚釣りの図にある説明を読んでみましょう。魚は仕事を表しています。魚の大半がいる場所,つまり仕事の大半が集まる場所に注目してください。
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話し合う:一番多く魚を釣ることができるのは誰ですか。その人に丸をつけてください。「隠れた」就職市場はどこにあるのでしょうか。
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読む:通常の就職市場よりも,隠れた就職市場にはより多くの仕事があります。わたしたちは仕事をどこで探しているでしょうか。わたしたちは仕事をどこで探すべきでしょうか。
求人広告やインターネットに掲載されている求人
皆が知っている求人—高い競争率
政府や民間の就職斡旋サービスによる求人
多くの人が知っている求人—中程度の競争率
企業に採用予定はあるが,必ずしも公開されているわけではない求人
ほとんどの人が知らない求人—低い競争率
まだ公開されていない求人,または口こみでのみ知ることができる求人
誰も知らない求人—競争なし
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読む:今週の質問—「隠れた」就職市場にアクセスするにはどうすればよいでしょうか。
今週のアクション—見込み雇用主と面談します。
今回のミーティングでは,この質問に答え,この極めて重要なアクションを実行するためのスキルを学び,練習します。
隠れた就職市場はどこにあるのでしょうか。
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視聴する:「最も生産的な情報源」(動画を視聴することができない場合は,48ページを読んでください。)
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読む:職探しの方法の中には,他の方法よりも効果的なものもあります。一部の国では,特定の方法で仕事を見つける人の数は以下の表に近いかもしれませんが,あなたの地域では違うかもしれません。
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やってみる:グループ全体で,次の質問に答えてください。
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この表では,仕事探しに最も多くの人が使う方法は何ですか。
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仕事探しに最も効果的な方法はどれですか。
方法
人々が仕事を探すために時間を費やす場所
人々が実際に仕事を見つける場所
求人広告/インターネット
65%
14%
政府または民間の就職斡旋サービス
27%
21%
会社での個人的な連絡先
3%
30%
口コミ(個人的な連絡先および紹介)
5%
35%
これが隠れた就職市場です。ここに焦点を当て,競争の92%を避けましょう!
しかし,これらのオプションを無視しないでください。求人の35%を逃してしまうかもしれません。
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隠れた就職市場にはどのようにアクセスすればよいでしょうか。
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読む:わたしたちは,隠れた就職市場への鍵をすでに持っています。それには個人的な連絡先が必要です。(1)「30秒で表現するわたし」と(2)パワーステートメントを(3)拡大し続けるネットワークを通じて使うことによって,最良の個人的な連絡先を作り出すことができます。前回のミーティングで学んだように,わたしたちのネットワークにはわたしたちの知人と,その知人の知人がいます。
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視聴する:「ネットワークを築く」(動画を視聴できない場合は,49ページを読んでください。)
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話し合う:前回のミーティングの後,「30秒で表現するわたし」とパワーステートメントを使いましたか。あなたの知り合いに対し,かれらの知り合いに話してくれるよう頼みましたか。
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やってみる:わたしたちのグループはネットワークを築くための最初の情報源です。今すぐここでネットワークを広げ始めましょう。以下の手順を読んでから始めます。
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席から立って,隣の人と向き合います。
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相手の人にあなたの「30秒で表現するわたし」を使い,次の2つの質問で締めくくります。「連絡先を見つけるためにわたしを援助してくれるような人は知りませんか?」「その人たちに話して,協力をお願いしてもらえますか?」
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次のページにあるネットワークリストに知り合いを書き出し,相手の人に,誰か思いついた人がいれば次のミーティングまでにさらに知り合いを教えてくれるように頼みます。
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役割を交代してこれを繰り返します。
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移動してグループの他のメンバーと同じ手順を繰り返します。
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次のページには,できるだけ多くの連絡先を書き出してください。
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ミーティング後,あなたの知人とも同様の手順を繰り返してください。
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優先順位の欄に,あなたが連絡する知り合いに1から20の順番を付けます。
ネットワークリスト
名前
連絡情報(電話番号,住所,Eメールアドレス)
優先順位
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読む:次のミーティングまでに,これらの人々に加え,わたしたちの知り合い全員,または知り合いの知り合いにも連絡するようにします。このリストには,継続的に知り合いを追加していきます。これらの人々に連絡するときは,パワーステートメントを使って,かれらのために自分ができることのすべてを伝えるようにします。
これらの人々だけでなく,さらに多くの人と話すこともできます!
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友人
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親族
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隣人
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教会員
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一緒にスポーツをする人
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以前の職場の同僚
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どのようにすれば採用担当のマネージャーに会うことができるでしょうか。
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読む:ネットワークは,人材を採用している会社にわたしたちを導くことができます。しかし,採用を決定する人を見つけなければなりません。
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やってみる:グループで練習してみましょう。
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1人に求職者役を割り当てます。この役の人は,雇用主に対して「30秒で表現するわたし」,質問,パワーステートメントを伝える準備をするようにします。
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2人に従業員役(従業員1と従業員2)を割り当てます。
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もう1人にマネージャー役を割り当てます。
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4人全員に立ってもらいます。進行役がこのロールプレイの最初のセリフを読みます。次に,他の4人が各自のセリフを読みます。
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進行役:求職者が仕事をしたいと思っているお店,またはオフィスに入ってきました。求職者は,最初に会った従業員に話しかけます。
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求職者:こんにちは。今日出勤されているマネージャーはどなたですか。
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従業員1:それならバレンズエラですが,今どこにいるか分かりません。あそこにいるアシスタントマネージャーに聞いてみてください。
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求職者:ありがとうございます。〔従業員2の方を向いて〕
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求職者:こんにちは。バレンズエラさんがどこにおられるか教えていただけませんか?
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従業員2:今何か取りに行ってます。すぐ戻ってきますよ。あ,来ました。
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求職者:ああ,そうですか。ありがとうございます。〔バレンズエラさんの方を向いて〕
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求職者:バレンズエラさん,おはようございます。わたしは(名前)と申します。〔「30秒で表現するわたし」を使い,質問で締めくくります〕わたしのスキルをあなたのビジネスのために役立てることはできるでしょうか?
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マネージャー:実は,あなたみたいな人を探そうとしていたところなんです。今時間が1分しかないので,ちょっと自己紹介をしてください。
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求職者:〔適切なパワーステートメントを述べます。〕今日はお忙しいところをお邪魔して申し訳ありませんでした。ご都合の良いときにもう少しお話したいのですが,今日の午後,または明日はいかがですか?
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話し合う:マネージャーが「今は雇っていません」,「後でまた来てください」,または「申込書に記入してください」と言ったとしたら,求職者は何を言うことができたでしょうか。
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読む:わたしたちは,それぞれの状況に対応する必要があります。
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やってみる:席を立って,4人のグループを作ってください。全員が求職者の役ができるようにロールプレイを繰り返してください。
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読む:これで「30秒で表現するわたし」,パワーステートメント,マネージャーとの面談という,連絡先で使える強力なツールを幾つか手に入れたことになります。また33ページで,ネガティブをポジティブに変える方法を学ぶこともできます。
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話し合う:次回のミーティングまでに多数の生産的な面談を持つには,これらのツールをどのように使用しますか。
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やってみる:50ページを開き,職探しの取り組みを記録する方法について順番に読んでください。その後,またこのページに戻ります。