第12課
「わたしが命のパンである」
-
イエスは「聖典を調べ」るようにと言って(欽定訳ヨハネ5:39),ユダヤ人の指導者たちに挑戦されました。聖典を調べることと聖典を読むことはどのように異なるでしょうか。個人と家族の聖文研究をいっそう意義のあるものにするためにあなたはどのようなことをしてきたでしょうか。あなたは聖典を調べることによってどのような祝福を受けてきたでしょうか。
-
ぺテロは水の上を歩き始めたとき,なぜ信仰が揺らいだのでしょうか(マタイ14:30参照)。わたしたちは困難な状況に遭遇すると,時々同じような過ちを犯すのはなぜでしょうか。
-
「命のパン」という表現は,救い主と救い主がわたしたちに差し出しておられる祝福をどれほどよく言い表しているでしょうか(ヨハネ6:35,47-51参照)。わたしたちはどうすれば「命のパン」を食ベることができるでしょうかヨハネ6:47,51-54;マタイ26:26-28;アルマ5:33-35;教義と聖約20:77参照)。
家族の話し合いのための提案
マタイ14:22-32を読む。ぺテロは水の上を歩いたとき大きな信仰を表したが,恐ろしいと感じたときに沈み始めたことを指摘する。イエス・キリストの絵を見せる。様々な問題に取り囲まれることもあるが,そうしたときに救い主を思い起こし,救い主に従うならば恐れを克服できることを家族に確認する。家族の中でだれかが,イエス・キリストと主の教えを思い起こすことによって恐怖に打ち勝ったことがあればそのときの経験を話してもらう。