「偽善な……あなたがたは，わざわいである」

イエスがつつましくろばに乗りながらもエルサレムに凱旋された出来事に，あなたはどのような印象を受けるでしょうか（マタイ21：1－11参照）。あなたがその日その場所に居合わせたとしたらどのように感じたと思いますか。
マタイ22：37－40の戒めはなぜそれほど大切だと思いますか。わたしたちはこれらの戒めをもっと完全に守るためにどのようなことができるでしょうか。
律法学者とパリサイ人は偽善であったため，救い主から度重なる警告を受けました。彼らは自分たちが義人であるように見せかけるために儀式や行いのうわべばかりに気を配って，心が義にかなっているかどうかに関心を払っていませんでした（マタイ23：13－33）。偽善を避けるにはどうすればよいでしょうか。

家族の話し合いのための提案

1枚の紙に葉が茂っているのに実がなっていない木を描く。その裏に，葉が茂り，実がなっている木を描く。家族に実がなっていない木の絵を見せて，一人にマタイ21：17－20を読んでもらう。わたしたちは義人のようなふりをしていても実際には義にかなった生活をしていないと，それは葉が茂っているのに実がなっていない木のような存在であることを説明する。実がなっている木の絵を見せて，他人から見られるために義を行うのでなく，実際に義にかなった生活をするよう家族を励ます。