第32課
「御霊によって生きる」
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パウロは「受けるよりは与える方が,さいわいである」という主の教えを思い起こさせて,エペソの長老たちへの話を終えました(使徒20:35)。あなたはどのようなときに,この教えが真実であることを実感しますか。
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パウロはガラテヤの聖徒たちに,御霊によって生き,その実を求めるように勧めました(ガラテヤ5:16,25)。御霊の実にはどのようなものがあるでしょうか(本課「関連聖句」の項参照)。あなたの生活の中には,どのような御霊の実が見られるでしょうか。生活の中に御霊の実が見られないと感じるとしたら,わたしたちは何をなすべきでしょうか。
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「人は自分のまいたものを,刈り取ることになる」とはどういう意味でしょうか(ガラテヤ6:7-9参照)。この原則は,聖霊のささやきに聞き従うわたしたちの能力にどのように当てはまるでしょうか。またこの原則は,わたしたちの対人関係とわたしたちが置かれている状況にどのように当てはまるでしょうか。
家族の話し合いのための提案
どうしたら家庭の中に御霊の力のあることが分かるかを,家族に質問する。御霊を招くために家族でできる事柄について話し合う。次の1週間,家庭の中に御霊を招くために,家族でできる事柄を,目標として設定する。