セミナリー
マタイ26章;マルコ14章;ヨハネ13章


マタイ26章;マルコ14章;ヨハネ13章

概要

過越の祭の間,イエスは弟子たちに互いに仕え,愛し合うことについて教えられました。イエスは御自分は裏切られるであろうと宣言されました。イエスは弟子たちが御自分を思い起こす新しい方法として,聖餐の儀式を定められました。今週は,聖餐の教義の習得度を高めるマスター教義の課と,生徒が学習状況と進歩を自己評価する課があります。

教える準備をする

次の情報は,各課の事前準備のアイデアを教師に提供するものです。

ヨハネ13章

レッスンの目的:この課では生徒に,イエスがなさったようにほかの人に仕え,愛することによって幸せを求めるようになってもらいます。

  • 生徒の準備:ほかの人に仕えたり,キリストのような愛をほかの人に示したりする機会を生徒に見つけてもらいます。

  • オンラインレッスンに関する提案:ほかの人にもっと愛を示すための計画を生徒各自に立ててもらうだけでなく,ほかの人のために何か善いことをクラスで一緒に行う計画を立ててもいいかもしれません。

マタイ26:1-25

この課の目的:この課では,聖書にある救い主の言葉を使って自分の生活を分析し,改善する必要のある分野を見つけてもらいます。

  • 生徒の準備:聖文や教会の指導者,聖霊の勧告や教えを自分の生活の中で実践したときのことを,生徒に考えてもらいます。その勧告を実践していなかったとしたら,彼らの生活はどうなっていたでしょうか。

マタイ26:26-30;ルカ22:19-20

この課の目的: この課では,聖餐を受けるときに救い主を思い起こすことの大切さを,生徒に理解し,感じてもらいます。

  • 生徒の準備:この課では聖餐を受けるときのことを自己評価してもらうことを,生徒に伝えます。前回聖餐を受けたときのことについて考え,自分のしていたこと,考えていたこと,感じていたことで,救い主を思い起こすのに役立ったことを発表する準備をしてくるよう生徒に言います。

  • オンラインレッスンに関する提案:聖餐の教義を研究する準備をするときに,生徒の注意をどの情報源に向けるかを考えます。聖餐についての自分で組み立てたレッスンを生徒が二人一組か小グループで,オンラインで発表できる方法を調整します。

マスター教義:ルカ22:19-20

この課の目的:この課では,聖句の場所と重要語句を暗記し,教義を説明し,霊的な知識を得るための原則を適用することにより,生徒に聖餐の教義に精通するようになってもらいます。

  • 生徒の準備: 聖餐を受けるときに救い主を思い出すのに役立つことは何か考え,そこで考えたことをこのレッスンで活用したり発表したりする準備をしてくるよう生徒に言います。

学習を評価する5

この課の目的:この課では,新約聖書の研究を通して自分が設定した目標にどれだけ近づけたか,個人的にどう成長したかを自己評価してもらいます。

  • 生徒の準備:最近受けた数回のレッスンと,それらのレッスンの結果として経験したことについて,生徒に思い巡らしてもらいます。

  • 画像:生徒がこの3週間に学んだ重要な出来事や教えを思い出すのに役立つ画像

  • オンラインレッスンに関する提案:生徒がイエス・キリストの再臨についての説明を発表する際には,最後に発表した生徒が次に発表する人をクラスから選ぶようにしてもらってもいいかもしれません。次に発表する生徒には,前の生徒の説明になかったことを少なくとも一つ追加してから,次の生徒を選んでもらってもよいでしょう。これは,クラスの生徒が説明すること思いつかなくなるまで繰り返すことができます。