メルキゼデク神権
「教会には二つの神権,すなわち,メルキゼデク神権と,……アロン神権があ〔ります。〕」(教義と聖約107:1)メルキゼデク神権は,「神の御子の位に従う」大神権であり(教義と聖約107:3),「管理する権利を有し,教会におけるすべての職を管理〔する〕力と権能を持つ」神権です(教義と聖約107:8)。この神権は「教会のすべての霊的な祝福の
メルキゼデク神権の権能を通して,教会の指導者は教会を導き,全世界で福音を
この大神権はアダムに与えられ,主が御自身の福音をお授けになったときには常にこの地上に存在していました。大神権は大背教の時代に地上から取り去られましたが,1829年5月に回復されました。そのとき,使徒ペテロ,ヤコブ,ヨハネがジョセフ・スミスとオリバー・カウドリに大神権を授けました。
メルキゼデク神権には,使徒,七十人,祝福師,大祭司,長老の職があります。大神権の長が教会の大管長です(教義と聖約107:64-66参照)。
男性会員の場合,神殿のエンダウメントを受け,永遠に家族と結び固められるには,ふさわしいメルキゼデク神権者でなけれなりません。メルキゼデク神権者は,病人に
メルキゼデク神権を受けた男性は,神権の誓詞と聖約を受け入れることになります。忠実であること,召しを尊んで大いなるものとすること,「永遠の命の言葉を熱心に心に留める」こと,また「神の口から出る一つ一つの言葉に従って生き」ることを聖約します。この聖約を守る人々は,