2021
教会の方針が変わることがあるのはなぜか
2021年12月号


『わたしに従ってきなさい』

教会の方針が変わることがあるのはなぜか

公式の宣言1および2

illustration of tree and roots

イラスト/Getty Images

過去200年間,主は多くの真理を御自分の預言者たちに明らかにしてこられました。中には方針の変更につながった啓示もあります。例えば,「公式の宣言」に記されているものがそうです。まことの生ける教会においては,調整は自然なことです。一方で,教義,すなわち福音の基本的な永遠の真理は決して変わることがありません。右の絵は,教会の方針と教義の関係を理解するのに役立つでしょう。

根が木にとって命を得る手段であるのと同じように,天の御父とイエス・キリストと聖霊は救いの計画に霊的な命を与えます。福音と啓示と神権は,神会からもたらされます。

福音の教義は永遠であって変わることがなく,神会からもたらされます。教義は教会の方針や慣行に影響を与えます。

教会の方針は教義を指針としていますが,主が御自分の預言者に明らかにされてこられたように,調整されることがあります。木の枝のように,方針は「成長」する,つまり教義によって,また啓示によって導かれ,調整されるのです。霊感によるものではありますが,方針は教会の教義のように永遠のものではありません。