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「知恵を求めて得る人……はさいわいである」
この課で話し合う聖句を研究する。また,できるだけ多く,箴言と伝道の書の聖句を研究する。
箴言の内容は全般的に,義にかなった生活ができるように勧告を与える短い格言となっている。『旧約聖書』に記されているように,ソロモンは「箴言三千を説いた」(列王上4:32)。これらの賢明な格言の幾つかは箴言の書に含まれている。ソロモンとこの書のほかの著者たちは預言者ではなかったが,彼らが記したものの多くは主から霊感されていた。伝道の書にも賢明な格言が載っており,ソロモンがその著者であると信じている人々もいる。
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箴言と伝道の書は,知恵の大切さを強調しています。学識があることと知恵があることには,どのような違いがありますか(箴言1:7;9:9-10;2ニーファイ9:28-29参照)。
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箴言3:5-7では,どのような勧告が与えられていますか。主はわたしたちの道をどのようにされますか。どのような経験から主を信頼することを学びましたか。
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主は,なぜわたしたちの語る言葉に心を配っておられるのでしょうか(箴言16:27-28;18:8;25:18;マタイ12:36-37参照)。わたしたちは,どのようにすれば偽りやうわさ話,ほかの人について否定的に語るという問題を克服できるでしょうか。
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箴言13:10;16:18で教えられているように,高ぶりは論争と滅びを引き起こします。高ぶりがどうしてこうなるのでしょうか。高ぶりはわたしたちの家族にどのような影響を及ぼしますか。
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箴言22:6では,「子をその
行 くべき道に従って教えよ」と言われています。両親はこの勧告に従って何をすべきでしょうか(教義と聖約68:25-28参照)。どうすれば子供たちにもっと効果的に福音の原則を教えられるでしょうか。 -
幸せな態度と良いユーモアのセンスを伸ばすことは,なぜ大切でしょうか(箴言15:13;17:22参照)。家族に心を高めるユーモアを持たせるために,何ができるでしょうか。