日曜学校―福音の教義
41 「わたしはきょう,……あなたを……鉄の柱……とする」


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わたしはきょう,……あなたを……鉄の柱……とする」

エレミヤ1-2章15章20章26章36-38章

エレミヤ1-2章15章20章26章36-38章の聖句を研究する。

エレミヤは紀元前626年から586年の期間,5人の王(ヨシヤからゼデキヤまで)が続治する時代に教え導いた。エレミヤはヨシヤとともに人々の心を偶像礼拝と不道徳から神に向けさせようとした。

エレミヤの生涯は悲しみの連続だったが,数々の試しを受けたときの彼の姿勢はわたしたちに多くのことを教え,また励ましとなる。エレミヤはユダ王国を非難する教えを説いたために打たれ,牢獄ろうごくに入れられた。また常に命を脅かされていた。しかしそれらの逆境や反対に遭っても,彼は「鉄の柱」(エレミヤ1:18)のようにひるむことがなかった。エレミヤ書は,生涯を通じて悲しみと挫折ざせつに見舞われた預言者が,それらにどのように立ち向かったかが記された感動の記録である。

  • エレミヤの召しは予任の教義についてどのようなことを教えているでしょうか(エレミヤ1:5参照)。

  • エレミヤが主から与えられた使命を果たそうとしたとき,どのような妨害に遭いましたか(エレミヤ20:1-626:7-1536:1-6,20-24,27-32,37:12-1638:4-13参照)。

  • わたしたちは逆境に出遭ったときにエレミヤから学ぶ事柄をどのように生かすことができるでしょうか。

  • エレミヤ20:9で,エレミヤは自分の中にある主の言葉ことばをどのように説明しているでしょうか。主の御言葉は骨の中で燃える火のようであるとは,どのような意味でしょうか。