ジャン・E・ニューマン
中央日曜学校会長会第二顧問
若い宣教師としてフランスのストラスブールで奉仕したとき,ジャン・E・ニューマン兄弟は霊的に特別な経験をして証を強め,天の御父の愛を感じるようになりました。この経験をしたのは,心の中に福音の種を植えることに関する預言者アルマの言葉をモルモン書から読んだときでした(アルマ32:28;33:22-23参照)。
ニューマン兄弟はこう言っています。「心の中にその種を植える場所を設けるなら,種は成長し,種が実際にふくらみつつあるのを感じると書いてあります。その部分を読んでいると,このことが真実であると御霊がわたしに強く証されたのを覚えています。種がふくらみつつあることを感じたのです。わたしは生涯このことを決して忘れないでしょう。」
この経験を含む様々な経験が福音に対するニューマン兄弟の証を固める助けとなり,夫,父親,イエス・キリストの弟子として生涯仕える備えとなりました。
ジャン・エリック・ニューマンは1960年4月16日,アメリカ合衆国アイダホ州ジェロームで,ジョージ・レイモンド・ニューマン,ドラ・ウォーカー・ニューマン夫妻のもとに生まれました。ニューマン兄弟は,アメリカ合衆国ネバダ州オーバートンで育ちました。父親は改宗者で,母親は数世代続く末日聖徒でした。
ニューマン兄弟は若いときに証を育み,フランスとベルギーで専任宣教師として奉仕しました。伝道の後,ニューマン兄弟はブリガム・ヤング大学でフランス語の学士号を取得しました。フランス語を学ぶことが非常に楽しかったので,フランス語の教師になることを考えていましたが,そうせず,ソフトウェア産業でキャリアを積む選択をしました。ニューマン兄弟は,30年以上継続して起業家として働き,業績の良いソフトウェア会社を数社設立しました。現在は,ユタ州アルパインにある技術コンサルティング会社,SageCreek Partners(セージクリーク・パートナーズ)の共同経営者を務めています。
ニューマン兄弟は,1984年8月18日,カリフォルニア州オークランド神殿でルシア・プライスと結婚しました。夫妻には6人の子供がおり,ユタ州エルクリッジ在住です。
ニューマン兄弟はこれまで,ステーク会長,ビショップ,ワード若い男性会長,ボーイスカウトの隊長,神殿奉仕者として奉仕してきました。2006年から2009年まで,ネブラスカ州オマハ伝道部の会長として奉仕しました。