2019
ネルソン大管長の務めは続く
2019年5月


ネルソン大管長の務めは続く

子供たちを抱き締めるネルソン大管長夫妻

ラッセル・M・ネルソン大管長と七十人のエンリケ・R・ファラベラ長老は,ペルー・リマのディボーショナルに迎え入れられました。

2018年10月の総大会が終わると間もなく,ラッセル・M・ネルソン大管長はペルー,ボリビア,パラグアイ,ウルグアイ,チリを訪れ,会員や宣教師に会い,ディボーショナルを開きました。中でもチリで開かれた青少年向けのディボーショナルには1,500人が参加し,全国に放送されました。大管長は会員に向けてスペイン語で話し,チリ・コンセプシオン神殿を奉献し,地元政府の指導者たちと会合を持ちました。

ネルソン大管長が2018年10月の総大会で与えた4つの勧めを行って経験したことを報告するようにと呼びかけると,何千人もの女性がソーシャルメディアでこたえました。4つの勧めとは,(1)ソーシャルメディアと有害なメディアを10日間断つ,(2)2018年の終わりまでにモルモン書を読破する,(3)定期的に神殿に参入する,(4)扶助協会にしっかりと参加する,というものです。「わたしの呼びかけにこたえてくださりありがとうございます。この呼びかけの一つ一つが皆さんをさらに救い主に近づけたのであれば幸いです」とネルソン大管長は述べました。

ネルソン大管長は,がんと雄々しく闘った末に亡くなった娘のウェンディー・ネルソン・マックスフィールドの葬儀を管理し,このように述べました。「永遠の観点から見ることができるようになれば,悲しみの涙が再会の涙に変わる時を待ち望むことができるようになります。」大管長はカリフォルニア州チコステークの会員のために開かれた特別ステーク大会の中でも,亡くなった娘のことを話しました。そのステークには,山火事による甚大な被害を受けたパラダイス地域の二つのユニットも含まれています。大管長はこう語りました。「試練はだれにでもあることが分かります。明るい気持ちになりたかったら,自分を忘れてだれかのために奉仕してください。」

ネルソン大管長はアメリカ合衆国アリゾナ州で,スポーツスタジアムに集まった6万5,000人の群衆に向かって「幕の両側でイスラエルの集合を助けましょう」と呼びかけました。ネルソン大管長はまた,Arizona Republic(『アリゾナ・リパブリック新聞』)に記事を寄稿し,「主を仰ぎ見て,主を生活の中心に置きましょう」と人々に呼びかけました。また,同州のテレビ局で放映されたインタビューに出演し,市民団体や教育界,宗教界の指導者たちを招いたレセプションを幾つか開き,ヤングシングルアダルトとの質疑応答に応じる部会を持ちました。

ネルソン大管長は2018年1月14日に聖任されて以来,5つの大陸,16の国および特別行政区,24の都市を訪れ,5万5,000マイル(8万8,515キロメートル)を旅しています。