「チャッド・H・ウェッブ兄弟」『リアホナ』2024年5月号
チャッド・H・ウェッブ兄弟
中央日曜学校会長会第一顧問
若いころ,チャド・ウェッブ兄弟はカレッジ・オブ・イースタン・ユタ(現在のユタ州立大学イースタン校)に通っていたときに,福音に対する証を深める基礎となる霊的な経験をしました。その経験は,信仰を強めたいという望みから始まりました。
勉学に励みながら,大学のチームでバスケットボールをする傍ら,ウェッブ兄弟は,メキシコのベラクルスで専任宣教師として奉仕する備えのため,聖文研究と祈り,深く考えることを優先事項としました。
ある寒い夜,ユタ州プライス周辺を長い時間散歩し,自分が学んでいることすべてについて考えていました。だれもいない駐車場に入ったとき,天からの導きがもたらされました。
「自分の祈りと疑問に対するすべての答えが来たと感じました。そして,福音と教会がいかに真実であるかを心に深く感じました」とウェッブ兄弟は述べています。「これらの真理は,天の御父がわたしのことを御存じであるという感覚とともに,非常に明瞭に心に浮かびました。主の愛と導きを感じました。それは,わたしの証を深めた,初期の衝撃的な経験の一つでした。」
チャド・H・ウェッブ兄弟は,1964年12月18日にアメリカ合衆国アイダホ州レックスバーグで,ラリー・ジョージ・ウェッブとペイジ・ウェッブのもとに生まれました。アイダホ州南東部で育ち,1990年8月4日にユタ州ローガン神殿でクリスティー・アン・ブロンソン姉妹と結婚しました。アメリカ合衆国ユタ州レイトン在住で,6人の子供がいます。
ウェッブ兄弟はブリガム・ヤング大学を卒業し,スペイン語の学士号と,教育リーダーシップと基礎の修士号を取得しています。ソルトレーク・シティーでセミナリーのクラス,バージニア州とユタ州でインスティテュートのクラスを教え,ワシントンD.C.でインスティテュートプログラムをコーディネートし,セミナリー教師の訓練と選任を監督しました。2008年から宗教教育セミナリー・インスティテュートの教育長を務めてきました。
ウェッブ兄弟は,召しを受ける少し前にユタ州レイトン・バレービューステークの会長を解任されました。これまでの召しには,ビショップ,高等評議員,長老定員会会長などがあります。