リアホナ
クリストファー・H・キム長老
2024年5月号


「クリストファー・H・キム長老」『リアホナ』2024年5月号

クリストファー・H・キム長老

中央幹部七十人

クリストファー・H・キム長老は14歳のとき,友人たちに福音を分かち合う機会があり,確信をもって語るためにはモルモン書が真実であることを知る必要があると感じました。

そのときのことを振り返ってこう言っています。「モルモン書について祈っていると,心が慰められるのを感じました。そして突然,モルモン書に対する疑問や疑いがまったくなくなったのです。」さらに,人生で初めて「わたしはほんとうに御霊を感じ,モルモン書についての真理を知り,ジョセフ・スミスが神の預言者であることを知りました」と付け加えています。

クリストファー・ヒュンス・キム長老は,1965年11月18日,韓国の大邱で,キム・チンホとキム・クンチャの4人の子供の長男として生まれました。両親が教会に入ったのは,長老がまだ赤ん坊だったころのことです。キム長老は高校を卒業するまで大邱に住み,その後家族とともにアメリカ合衆国に移住して南カリフォルニアに定住しました。

キム長老がワシントン州シアトル伝道部で伝道していた時期,ホン・ソンミ(スー)姉妹はカリフォルニア州ロサンゼルス伝道部で伝道していました。ソンミ姉妹は伝道中に,キム長老の母親と知り合ったのです。後にキム長老とホン姉妹は,伝道を終えた後,交際するようになりました。二人は1991年12月7日にカリフォルニア州ロサンゼルス神殿で結婚し,夫妻には3人の息子と1人の娘がいます。

キム長老は,1995年に社会学の学士号,1997年に経営学の修士号を取得してブリガム・ヤング大学を卒業しました。卒業後は,アメリカ,タイ,韓国で働いてきました。2005年からは,ユタ州を拠点とする栄養製品および化粧品の供給業者であるユニシティ・インターナショナルに勤務し,最近では韓国のソウルを拠点とするグローバルマーケットの代表を務めていました。

キム長老は2019年から地域七十人として奉仕しています。また,ステーク会長,ステーク会長会顧問,ステーク伝道部会長,高等評議員としても奉仕してきました。