依存症

依存症とは，有害な行為または有害な物質の摂取をやめることのできない状態に陥ることです。依存症にかかると，御霊に耳を傾ける能力が損なわれ，選択の自由が狭められることになりかねません。依存症に苦しむ多くの人は，羞恥心や，自分は愛されていないという気持ちに悩んでいます。立ち直れないと感じて落胆したり絶望したりする人もいます。しかし，神には，何でもおできにならないことはありません（ルカ1：37参照）。すべての人は，イエス・キリストとその贖いを通して癒され，守られます。

概要

「依存症は人間の自由意志を断ち切り，道徳的な自由を奪い去ります。」（ボイド・K・パッカー「変化する世における啓示」1989年10月総大会）

「どのような種類であれ，依存症に陥ってしまった皆さん，希望はあります。なぜなら神はすべての子供たちを愛しておられるからです。また主イエス・キリストの贖いがすべてのことを可能にするからです。

依存症の鎖を断ち切って立ち直るというすばらしい祝福をわたしは見てきました。主はわたしたちの牧者であり，贖いの力を信じるときわたしたちには乏しいことがありません。主は依存症という束縛から人を解放する力をお持ちであり，そうしてくださいます。なぜなら使徒パウロが宣言したように『わたしを強くして下さる〔キリスト〕によって，何事でもすることができる』からです（ピリピ4：13）。」（M・ラッセル・バラード「おお，悪しき者のあの狡猾な策謀よ」2010年10月総大会参照）

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