はじめに 家庭学習セミナリープログラム
家庭学習セミナリープログラムは,聖文の研究を通して,イエス・キリストの福音を理解し,その教えを日々の生活に応用できるように皆さんを助けるために用意されています。今年の研究では,まず今年のコースの聖典である新約聖書の読書課題を完読し,次に各レッスンを完了します。週に一度,課題を提出し,教室でのレッスンに参加するためにセミナリー教師とともに集まります。
セミナリーは毎日行う宗教教育プログラムです。よく祈って聖文を研究することを,毎日の習慣としてください。毎日セミナリーのクラスに出席しなくても,学校のある日は毎日セミナリーの課題を行う必要があります。このコースには32の単元があります。000ページの読書進度表には,各単元で学習する内容が示されています。各単元をいつまでに完了させるべきか,あなたの教師に確認してください。この学習ガイドの各レッスンは,毎日の聖文研究とは別におよそ30分必要です。
個人の日記帳とは別に,2冊の聖典学習帳(またはノート)を用意してください。そこに学習ガイドの課題を書いていきます。毎週教師と会うときに,その週に完成させた学習ガイドの課題が書き込まれた聖典学習帳を提出します。教師はあなたの課題を読み,コメントを書き込んで,次の週にその聖典学習帳をあなたに返します。また,ルーズリーフバインダーの用紙に回答を書き,その週完了した課題を書いたページを提出することもできます。そうすれば,教師からそれらのページが返ってきたときに,ページをバインダーに戻すことができます。
このガイドをデイリーセミナリープログラムで使用する
デイリーセミナリープログラムの教師や生徒は,このガイドをレッスン向上や補習のために利用することができます。しかし,この学習ガイドはデイリーセミナリープログラムの全生徒に提供するためのものではありません。教師は,生徒が単位取得のためにレッスンの補習を必要とする場合に,欠席したレッスンに対応する家庭学習レッスンを課題としてその生徒に与えることができます。
家庭学習生徒用ガイドの使い方
はじめに 聖典本文の紹介
「はじめに」という項では,各レッスンの聖文の背景情報と要約が提供されています。
節のまとまりと内容の要約
節のまとまりは,話の筋やテーマが変化する際の自然な区切りで示されます。節のまとまり一つ一つに,それらの節にある出来事や教えの簡単な要約が伴います。
教義と原則
教義や原則は聖文から自然と明らかになるため,それらを認識できるように太字で強調されています。
研究のヒント
研究のヒントでは,あなたの聖文研究と理解を深めることできる洞察を提供し,課題を説明します。
マスター聖句
新約聖書からの25のマスター聖句は,それぞれが取り上げられるレッスンで個別に扱われており,それらをより深く習得するために役立ちます。
学習ガイドへの回答の記録
時折,学習ガイドにある空欄または表の中に答えを書くよう求められます。
聖典学習帳を使う課題
聖典学習帳を使う課題は,余すところなく学習帳に書き出して,毎週教師に提出し,教師はコメントを書いて返します。深く考えながら答えを書くことにより,聖典の真理を学び応用する際に意義深い経験ができるでしょう。