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祈りをもって,以下の聖句を研究する。
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サムエル上9-11章。サウルは預言者サムエルに導きを求める(9:1-14,18-24)。主はサムエルに,サウルが王になることを明らかにされる(9:15-17)。サムエルはサウルに勧告を与え,イスラエルの最初の王として彼に油を注ぐ(9:25-27;10:1-8)。サウルは霊的に生まれ変わり,預言をする(10:9-13)。サムエルは人々にサウルを王として示す(10:17-27)。サウルはアンモン人との戦いでイスラエルを勝利に導く(11:1-11)。サウルは,自分の指導力を疑った人々を罰するのを拒む11:12-15)。
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サムエル上13:1-14。サウルは正当な権能なしに燔祭をささげる。
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サムエル上15章。サウルはアマレク人とその持ち物を滅ぼし尽くすように命じられるが,犠牲とするために動物の一部を残しておく(15:1-9)。主はサウルを王の位から退け,サムエルはサウルに従順は犠牲に勝ると告げる(15:10-35)。
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サムエル上16章。主はサウルを継承する王として,羊飼いの少年ダビデを選ばれる(16:1-13)。御霊がサウルから離れ,悪霊がサウルにつく(16:14-16。ジョセフ・スミス訳には,この悪霊は神から来たものではないことが示されている)。サウルはダビデを選んで自分のために琴を弾く者とし,武器を執る者とする(16:17-23)。
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サムエル上17章。ダビデは主の力によってゴリアテを倒す。
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そのほかの読書課題:サムエル上12章;14章。
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一人の生徒に主がダビデを王として選ばれるいきさつ(サムエル上16:1-13)を要約する準備をするように依頼し,もう一人の生徒にダビデがゴリアテを倒す話(サムエル上17:1-54)を要約する準備をするように依頼しておく。
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「導入」の活動のいずれかを行う場合は,黒板か大きな紙に以下の聖句を書く。「心をつくして主に信頼せよ,自分の知識にたよってはならない。すべての道で主を認めよ,そうすれば,主はあなたの道をまっすぐにされる。」(箴言3:5-6)「導入」1を行う場合は,「ディアスポラ」「ヒソプ」「洗盤」など,あまりなじみのない言葉の中から一つ選び,それを黒板か大きな紙に書く。
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以下の資料が入手できれば,レッスンの一部として活用するとよい。
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ビデオカセット『「旧約聖書」ビデオ・プレゼンテーション』(53224 300)の「主はわたしを救われる」(3分37秒)の箇所。
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「ゴリアテを殺すダビデ」の絵(『福音の視覚資料セット』112)
以下の説明はレッスンの展開を補足するためのものである。この中の幾つかをレッスンに取り入れてもよい。