「1:宣教師としてのわたしの目的は何でしょうか」『わたしの福音を宣べ伝えなさい—伝道活動のガイド』1-16
「1 わたしの目的」『わたしの福音を宣べ伝えなさい』1-16
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宣教師としてのわたしの目的は何でしょうか
回復されたイエス・キリストの福音を教える務め
あなたの周りには大勢の人々がいます。あなたは道端で人々に出会い,彼らの家庭を訪れます。どこに赴いても,そこには人々がいるのです。こうした人々は皆神の子供であり,あなたの兄弟姉妹です。神は,あなたを愛しているのと同じように,彼らも愛しておられます。こうした人々の多くは,人生の目的を探しています。人々は自分の未来や家族のことを気にかけています。自分が神の子供であり,神の永遠の家族の一員であると知ることによってもたらされる帰属意識を必要としているのです。価値観が絶えず変化する世の中にあって,人々は心の安定を求めています。人々は「この世において平和を,また来るべき世において永遠の命」(教義と聖約59:23)を受けたいと望みつつ,「見いだす場所を知らないということだけで真理を得られずに」(教義と聖約123:12)います。
預言者ジョセフ・スミスを通して,救い主により回復されたイエス・キリストの福音は,人々と家族に祝福をもたらします。福音は人々の霊的な必要を満たし,心の奥底に宿る望みを成し遂げるよう助けてくれるのです。理由は分からずとも,人々は罪によりもたらされる孤独感や罪悪感からの救いを必要としています。罪の赦しを受け,聖霊の賜物を享受することにより,贖われる喜びを経験する必要があるのです。
あなたはイエス・キリストの正式な代表者として,「贖いは聖なるメシヤによって,またメシヤを通じてもたらされる」こと,「聖なるメシヤの功徳と憐れみと恵みによらなければ,だれも神の御前に住める者がいないこと」を力と権能をもって人々に教えることができます(2ニーファイ2:6,8)。人々は回復されたイエス・キリストの福音を受け入れ,神権の権能によってバプテスマと確認の儀式を受けるとき,「とこしえに捨てられない」ことを確信できるようになるのです(モルモン書,タイトルページ)。
イエス・キリストの贖罪としても知られていますが,救い主の犠牲に対する理解が深まると,福音を分かち合いたいという望みが大きく膨らんできます。あなたはリーハイのように,「これらのことを地に住む者に知らせ……るのは,何と大切なことであろうか」(2ニーファイ2:8)と思うようになります。
あなたはイエス・キリストに代わって,人々が罪から清められ,さらなる幸福と喜びを見いだせるよう助けるために召されています。あなたはこれを実現すべく,イエス・キリストのもとに来て,回復された主の福音に改宗するよう人々を招くのです。ダリン・H・オークス管長は次のように教えています。「『悔い改めを教え,改心した人にバプテスマを施す。』わたしたちの携わっている業に関して,この霊感あふれる要約については多くが語られてきました。では,何に改心するのでしょうか。救い主および贖い主であるイエス・キリストに対してです。主の教義,主の回復された福音,主の権能,その御名に対して改心するのです。主の教会に改心し,その会員となるに先立ち,主イエス・キリストとその福音に対して改心を遂げている必要があります。……イエス・キリストと主の福音に改心するべく務めてください。」(“Closing Remarks” [address given at the seminar for new mission presidents, June 28, 2017], 6, Church History Library, Salt Lake City)
人々が救い主のもとへ来るには,悔い改めを生じるほどの,主に対する信仰を持たなければなりません。すなわち,主の教えに沿った生活をするために必要な変化を起こすということです。あなたは御霊によって回復された福音を教え,その教えに従って生活することを決意するよう招くことにより,人々がそのような信仰を築くのを助けるのです。この決意を守ることにより,彼らはバプテスマの聖約を交わし,確認と貴い聖霊の賜物を受ける備えができます。彼らは「主なるキリストの贖罪により,生まれながらの人を捨てて」聖徒となるのです(モーサヤ3:19)。
福音は個人と家族を祝福する
イエス・キリストの福音の回復に関するメッセージは,個人と家族に祝福をもたらします。回復のおかげで,わたしたちは御自分の子供たちに対する神の目的を理解しています。すなわち,「神の幸福の計画は,家族関係が墓を超えて続くことを可能にしました。聖なる神殿において得られる神聖な儀式と聖約は,わたしたちが個人として神のみもとに帰り,また家族として永遠に一つとなることを可能にするのです。」(「家族-世界への宣言」『リアホナ』2017年5月号,145)
地上において,家族との交わりは最大の喜びをもたらす源の一つとなり得ます。サタンは様々な面から家族を攻撃しており,その攻撃によってあまりにも多くの家族が崩壊しています。回復されたイエス・キリストの福音のメッセージは,あらゆる個人が神の家族の一員であること,家族はこの世と永遠にわたって一つになり得ることを伝えています。福音の原則に沿った生活をすることにより,家族はこの世で平安と喜びを感じ,帰属感と自分に対する正しい認識を持つことができます。福音の光を通して,誤解や争い,チャレンジを解決することができます。不一致によって引き裂かれた家族は,悔い改め,赦し,イエス・キリストの贖罪の力を信じる信仰によって癒され得るのです。「家庭生活における幸福は,主イエス・キリストの教えに基づいた生活を送るときに達成されるに違いありません。実りある結婚と家庭は,信仰と祈り,悔い改め,赦し,尊敬,愛,思いやり,労働,健全な娯楽活動の原則にのっとって確立され,維持されます。」(「家族—世界への宣言」145)
家族を見つけて教えるよう努力してください。父親と母親と子供たちは支え合いながら福音に沿った生活をし,やがては回復された神権の権能によって,一つの家族という単位に結び固められるのです。
御霊によって教える
イエス・キリストの福音は「すべて信じる者に,救を得させる神の力」(ローマ1:16)であるため,福音の回復のメッセージは神の力,すなわち聖霊の力によって教えなければなりません。聖霊は神会における第三の御方です。聖霊はしばしば御霊と呼ばれます。聖霊の役割の一つは,真理を教え,証することです。あなたがこの力によって教えるとき,聖霊は次のようなことをしてくださいます。
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新たな真理を教え,あなたが学んだ教義を思い起こさせてくださる(ヨハネ14:26参照)。
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あなたが必要とするそのときに,話すべき言葉を与えてくださる(教義と聖約84:85参照)。
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あなたが教える人々の心にメッセージを届けてくださる(2ニーファイ33:1参照)。
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メッセージが真実であることを証し,あなたの言葉を確認してくださる(教義と聖約100:5-8参照)。
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あなたが教える人々の必要を見分けられるように助けを与えてくださる(アルマ12:7参照)。
福音の真理を教えて,人々の信仰を築くには,御霊が不可欠です。御霊に頼る信仰を築いていくには,以下のことを行う必要があります。
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御霊を求めて祈る(教義と聖約42:14参照)。
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心を清くする(教義と聖約112:28参照)。
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戒めを守る(教義と聖約20:77,79参照)。
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熱心に神の言葉を蓄える(教義と聖約11:21;84:85参照)。
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人々があなたのメッセージを理解して,教化されるように教える(教義と聖約50:13-22参照)。
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信仰を行使する(モロナイ10:7参照)。
あなたは聖なる召しに任命されており,その召しには,主が定められた要件を満たすならば御霊が与えられるという約束が伴っています。ですから,御霊の賜物を受けることを熱心に願わなければなりません。
あなたの召しに伴う力と権能
宣教師は「聖任を受けたその聖任の力をもって,……胸躍る大いなる喜びのおとずれ,すなわち永遠の福音を宣言する」(教義と聖約79:1)ために出て行きます。
宣教師には福音を宣べ伝える権能があります。ダリン・H・オークス管長は次のように教えています。「神権の鍵を持っている人から受ける職や召しにおいて働く人はだれでも,割り当てられた義務を果たす際に神権の権能を行使するのです。」(「神権の鍵と権能」『リアホナ』2014年5月号,51)この権能を祈りの気持ちでふさわしく行使するときに,霊的な力を受けることができます。あなたが確かに霊的な力を受けることの証拠となるものです。この使命を果たすことを恐れたり,恥ずかしがったりする必要はありません。あなたはモーサヤの息子たちのように神の力と権能をもって教えるのです(アルマ17:2-3参照)。神権者であれば,あなたは福音の儀式を執り行う権能も持っています。
神権の権能を持つ人から任命された際,あなたは主を代表する権利と特権を受けました。その権能を世界に証明するものとして,宣教師証明書が交付されています。スペンサー・W・キンボール大管長はこのように語りました。「任命すること(訳注:英語ではset apartで『隔てる』の意)には文字どおりの意味があります。それは罪から,俗世から隔てることであり,あらゆる下品で,卑しく,堕落した,俗悪で,卑わいなものから遠ざかることであり,〔自身を〕世から 隔てて気高い思いを抱き,行動することです。祝福とは,忠実な働きを条件にもたらされるものなのです。」(The Teachings of Spencer W. Kimball, ed. Edward L. Kimball [1982], 478)
あなたは権能を受けたときに,召しにふさわしく生活するという責任も受けています。主の代表者として「信者の模範に」(1テモテ4:12)ならなければなりません。神の戒めに従って生活し,神殿で交わした聖約を守り,聖文に精通し,礼儀正しく,時間を守る,信頼に足る人物になろうと努めてください。また行動と服装と身だしなみに関する宣教師の標準を守り,仕える人々,ともに働く人々を愛するよう努力するのです。自らの行いによってキリストの名を尊んでください。
働くときには,権能のみならず,力を行使しなければなりません。あなたの受けている権能は力をもたらします。事実,霊的な力は,あなたの権能が確かなものである証拠となるのです。霊的な力は賜物であって,あなたがさらに効果的に務めを果たすことを可能にしてくれます。
あなたの力と権能は,務めを果たし,教える中ではっきりと分かるものです。以下のように,あなたが行う様々な事柄について力が明白に現れるのです。
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必要とされるその瞬間,主があなたに語らせたいと思われることを言うよう,御霊によって導かれる(教義と聖約84:85参照)。
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向かうべき場所,なすべき事柄に関して導きを受ける(教義と聖約28:15;31:11;75:26-27参照)。
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御霊の証によって自らの証が確認される(2ニーファイ33:1;教義と聖約100:5-8参照)。
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救いの儀式に携わる(教義と聖約84:19-20参照)。
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長老であれば,神権の祝福を授ける(ヤコブの手紙5:14-15参照)。
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ともに働く人々のために,また彼らとともに祈る(アルマ6:6;8:18-22;10:7-11;31:26-35;教義と聖約75:19参照)。
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主に対して,また家族や宣教師たち,そしてあなたが仕えている人々に愛を示す。
イエス・キリストの福音
イエス・キリストの福音は,あなたの伝えるメッセージと目的をはっきりと定めています。すなわち,伝道活動とは「何」であり,「なぜ」行うのかを明確にしているのです。
モルモン書はイエス・キリストの福音を明白に説いています。モルモン書によれば,イエス・キリストの福音には次の要素が含まれています。すなわち,(1)主イエス・キリストを信じる信仰,(2)キリストの贖罪を通じての悔い改め,(3)キリストの御名により水に沈めるバプテスマ,(4)聖霊の賜物,(5)最後まで堪え忍ぶことです(2ニーファイ31章;3ニーファイ11章;3ニーファイ27章参照)。
モルモン書では,わたしたちが主を信じる信仰を抱くうえで,キリストに関して信じる必要のある事柄についても教えられています。例として,新世界の人々に御自分の福音を伝える際,救い主はこのように語られました。「父がわたしを遣わされたので,わたしは父の御心を行うために世に来た。父は,わたしが十字架に上げられるようにと,わたしを遣わされた。十字架に上げられた後で,わたしはすべての人をわたしのもとに引き寄せた。わたしは人々によって上げられたが,そのように人々は,父によって上げられてわたしの前に立ち,自分の行いが善いか悪いかによって,行いを裁かれるのである。」(3ニーファイ27:13-14)
救い主は続けてこのように述べておられます。「まことに,まことに,あなたがたに言う。以上がわたしの福音である。あなたがたは,わたしの教会で行わなければならないことを知っている。わたしがするのを見たその行いを,あなたがたもしなさい。わたしが行うのを見たそのとおりのことを,あなたがたも行いなさい。」(3ニーファイ27:21)
モルモン書はさらに,最後まで堪え忍ぶことを望む人々が行うべき事柄に関して洞察を与えてくれています。それには,神殿におけるエンダウメントと結び固めの儀式,祈り,断食,聖文研究,救い主の模範に倣うこと,キリストのような特質を身に付けることが含まれます。これに関連して,モルモン書はわたしたちが「主なるキリストの贖罪により,……聖徒」となることが可能であると教えています(モーサヤ3:19)。
イエス・キリストの福音の目的は,人々を罪から清め,裁きの日に主の憐れみを受けられるようにすることです。したがって,本書の焦点であり,さらに重要なことは,あなたが日々携わる業にあって,人々にキリストのもとへ来るよう招くことです。そのためにあなたは,イエス・キリストとキリストの贖いを信じる信仰,悔い改め,バプテスマ,聖霊の賜物を受けること,最後まで堪え忍ぶことを通して,彼らが回復された福音を受け入れられるよう助けるのです。
個人と家族は主を信じる信仰を行使して,自らの罪を悔い改める中で,キリストに従い始めます。そのような信仰は,人々がへりくだり,神の御心を求め,神の戒めに従うことを通して救い主の模範に倣う中で培われていきます(2ニーファイ31:6-7;3ニーファイ27:13-14参照)。儀式を執行する権能を神から授けられた人により,バプテスマの聖霊と賜物を受けることによって,彼らは罪の赦しを受けます。それから最後まで堪え忍びます。言い換えると,イエス・キリストを信じる信仰を行使して,悔い改め,交わした聖約を新たにすることを生涯続けるのです。こうしたステップは生涯で一度だけ経験するものではありません。むしろ生涯を通じて繰り返すことで,これらの原則はいっそう大きな報いをもたらす生活のパターンとなるのです。事実,これこそが,良心に安らぎをもたらし,天の御父の子らが御父のもとへ帰って生活することを可能にしてくれる唯一の生き方なのです。
生涯変わらぬ決意をもってイエス・キリストに従い続けます。信仰を行使し,悔い改め,バプテスマを受け,キリストに仕えると決意したうえで聖霊を受けることにより,わたしたちは癒しと罪の赦しを経験し,救い主と福音に対する完全な改宗を成し遂げられるのです。
キリストの教義には,人々が信じる事柄,人々の生き方を変える力があります。あなたがどのように働き,何に労力を注ぐべきかについても,導きをもたらしてくれるものです。イエス・キリストに対する,悔い改めを生じるほどの信仰を持てるよう人々を助けてください。そのためには,イエス・キリストの完全な福音と神権の権能が回復されたことを教え,証し,その教えに従って生活するよう招くことが求められます。
回復のメッセージ—信仰の礎
あなたがどこで働くか,だれに教えるかにかかわらず,イエス・キリストの福音の回復を中心にして教えてください。「イエス・キリストの福音を切に求めている全世界の人々に回復のメッセージを教えるとき,主はあなたを祝福してくださいます。」(「伝道活動に関する声明」大管長会からの手紙,2002年12月11日付参照)宣教師のレッスンで採り上げられている教義を研究していくと,わたしたちの伝えるメッセージは以下に集約されることが分かります。すなわち,神は近代の預言者を通じて救いの計画に関する知識を回復されたこと,その計画はイエス・キリストの贖罪を中心としており,福音の原則と儀式に従うことによって成就されるということです。
あなたの教えるすべての人が以下の事柄をはっきりと理解していることを確認してください。
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神は文字どおり,天におられる御父であり,わたしたちを愛しておられます。地上のすべての人は神の子供であり,神の家族の一員です。神の御子イエス・キリストはわたしたちの救い主であり,贖い主です。
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愛にあふれる天の御父は聖書の歴史を通じて,預言者に福音を明らかにすることにより,子供たちに手を差し伸べてこられました。悲しむべきことに,多くの人はその福音を拒みました。 受け入れた中ですら,教義と儀式に変更を加え,不信心と背教に陥ってしまう人々もいたのです。
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天の御父は愛する御子イエス・キリストを地上に遣わされました。救い主は奇跡を行い,福音を教えられました。イエスは贖罪を成し遂げ,復活されました。
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神は最初の示現を皮切りに,御自分の子供たちに再び愛の手を差し伸べられました。そして,預言者ジョセフ・スミスを通して地上にイエス・キリストの福音と神権の権能を回復し,御自身の教会を設立されました。
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救い主の復活のおかげで,すべての人は復活し,救われます。肉体の死からの救いを得られるということです。これは無条件で与えられる賜物です。
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イエス・キリストの贖罪を通じて,人々は個々の霊的な死からも救われる,すなわち救いにあずかることができます。それには,主を信じる信仰を抱き,主の福音における律法と儀式に従順な生活を送り,主に仕えることです。
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聖なる神殿で神と交わした聖約に忠実であることにより,わたしたちは救いにあずかるだけでなく,昇栄を受けるふさわしさを身に付けることができます(2ニーファイ31:14-20参照)。
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モルモン書は,回復された福音の確かな証拠です。
背教と回復が繰り返されたパターンを理解できるよう助けるならば,あなたの教えている人々は,末日における回復が大いに必要とされた出来事であったことを理解する備えができるでしょう。回復された福音を受け入れ,回復された神権の権能によって救いの儀式を受け,永遠の命に至る道を歩む必要性を理解するようになります。この教会は,新たに生まれた宗教の一つでも,またアメリカの教会でもないことを人々が理解できるように助けてください。それどころか,この教会は時の初めから明らかにされ,教えられてきた「完全な福音」(教義と聖約1:23)が回復されたものなのです。
イエス・キリストについてのもう一つの証であるモルモン書は,ジョセフ・スミスが預言者であったこと,イエス・キリストの福音が回復されたことの確かな証拠です。モルモン書はわたしたちの宗教のかなめ石であり,このメッセージを教えるうえで最も力強い手段です。ジョセフ・スミスを通して回復された重要な真理には,神はわたしたちの御父であること,わたしたちは神の霊の子供であること,この世に生まれる前にわたしたちは神とともに住んでいたこと,福音の律法と儀式に従うことにより,またキリストの贖罪を通して,家族が昇栄し,神の前で永遠にともに住めることといった知識が含まれます。
モルモン書は神が御自分の子供たちを愛しておられることの証拠です。モルモン書はイエス・キリストについて,また主が世の救い主として神から召されたことを証しています。また神が御自分の子供たちに語られることを示すものでもあります。教え,証する中で,モルモン書を読み,そのメッセージについて祈るよう人々を招いてください。あなたが教える一人一人は,モルモン書を神の啓示として受け入れるかどうか,判断を下さなければなりません。
モロナイ10:3-5に記されているすばらしい約束に信頼を寄せてください。人々がモルモン書を読み,それを理解できるように助け,それが真実であるかどうか誠心誠意神に尋ねたいと思えるよう,全力を尽くして促しましょう。聖霊の証は,キリストが御自身の教会を回復されたことを信じる信仰の原点となるものです。あなたの教える人々がその霊的な確認を受けられるよう助けてください。
人々が決意できるよう助ける—信仰と悔い改めへの扉
真の教義を教えてください。またイエス・キリストを信じる信仰を築くことを決意し,それを貫くことによって悔い改め,生活を変えるよう招いてください。 このようにして,人々がバプテスマと確認を受けるにふさわしくなれるよう助けるのです。これらの決意は人々が神聖な聖約を交わして守るための備えとなります。
ジェフリー・R・ホランド長老はこのように教えました。 「モルモン書を読んでおらず,また祈ってもいないことを〔相手〕から打ち明けられると,皆さんはたちまちがっかりしてしまいます。……多くの場合,わたしたちはこうした事柄に関してあまりにも無頓着です。これは永遠の命にかかわることです。神の子らの救いにかかわることであり,永遠の行く末が懸かっているのです。……〔相手〕がこれから歩む,最も重要な道について話しているのです。相手が知らずとも,せめて皆さんは,そのことを理解しているべきです。……ですから,この状況をよくコントロールしてください。力と権能によって教えてください。そこまでしても,相手が戒めを守り,聖約を守るための第一歩を踏んでくれないようだったら,そのとき初めてがっかりしてください。」(“Making and Keeping Covenants,” missionary satellite broadcast, Apr. 1997)
イエス・キリストの完全な福音が回復されたことを理解できるよう人々に教えるとき,あなたは「悔い改めを告げて」いるのです(教義と聖約15:6)。悔い改めには,罪を捨てて神に仕えるべく心と望みを変えることが含まれます。へりくだって御霊に自らをゆだね,神の御心に自らを従わせることを意味します。そのためには神の御心に添った生活をする決意を固めることが求められます。悔い改めるには,思いや望み,習慣,行動を心から,また永久に変えることが必要なのです。悔い改めは前向きな経験であり,喜びと平安をもたらしてくれます。悔い改めるためにどうしなければならないかを理解できるように,大胆にまた愛をもって助けてください。決意するよう人々を招くことで,効果的に警告と希望の声を上げることができるのです。
バプテスマと確認
あなたの目的の中心となるのは,教える人々にバプテスマを施し,確認を行うことです。バプテスマは罪の赦しのために行われるものであり,聖霊の賜物はふさわしい生活をしている人々に多くの祝福を得させるものです。人々はこれらの儀式を通じて門をくぐり,永遠の命と昇栄への道を歩み続けるのです。ダリン・H・オークス管長はこのように語りました。「わたしたちは『人々を教会に入れる』ために,あるいは教会の会員数を増やすために宣べ伝え,教えているわけではありません。単により良い生活を送るよう勧めるために宣べ伝え,教えているわけでもありません。……神の息子,娘たちに日の栄えの王国の扉を開くために,悔い改め,バプテスマと確認を受けることによってキリストのもとへ来るよう,わたしたちはあらゆる人を招いているのです。わたしたち以外に,これを果たせる人々はいません。」(“The Purpose of Missionary Work,” missionary satellite broadcast, Apr. 1995)
イエス・キリストの回復された福音について教える中で,水と御霊によるバプテスマ,また教会員としての確認の双方が,神聖かつ必要なものであることを人々が理解できるように助けましょう。聖霊の賜物を受けることはこの世における大きな祝福であり,自分の救いへの鍵となることを理解できるように助けてください。聖霊は「すべてのことを教え」てくださいます(ヨハネ14:26)。ボイド・K・パッカー会長はこのように教えました。「〔人々〕に教え,水によるバプテスマに彼らを備える中で,あなたは聖霊の賜物,すなわち火によるバプテスマについても心にかけていなければなりません。それは一つのものであると考えてください。最初に水のバプテスマが来て,次に火のバプテスマが来るのです。」(“The Gift of the Holy Ghost: What Every Missionary Should Know—and Every Member As Well” [address given at the seminar for new mission presidents, June 2003])預言者ジョセフ・スミスはこのように教えました。「水によるバプテスマはバプテスマの半分にすぎず,残りの半分,すなわち,聖霊のバプテスマがなければ,何の役にも立たないのです。」(『歴代大管長の教え—ジョセフ・スミス』 95)
バプテスマと確認,聖霊を受ける資格を得るには教義と聖約20:37に記されている条件を満たす必要があることを,教えている人々が理解できるように助けましょう。
ふさわしい改宗者はバプテスマを受けると,その後に教会の会員として確認され,聖霊の賜物を授けられます。この確認はバプテスマ後の最初の聖餐会においてビショップまたは支部会長の指示によって執り行われます。二つの儀式の間には時間的に短い間隔がありますが,確認はバプテスマを補完し,完成させるものです。
末日聖徒イエス・キリスト教会を確立する
人々がバプテスマを受け,教会員として確認されたら,彼らが新しい生活に慣れ,霊的な成長を続けられるように,引き続きワードの指導者や会員と力を合わせ,これらの新会員たちを助けます。証を持つ人々がバプテスマと確認を受け,聖約を守り,神殿に参入するために積極的に準備し,ワードや支部を強めるために力を尽くすときに,教会は堅固なものとなります。
会員の中に友人を持ち,責任を与えられ,神の言葉によって養われる改宗者は,証と信仰を育んでいくのです。宣教師,地元の指導者,教会員は,新会員を養い,強める責任を怠ってはなりません。
善い働きをしながら巡回する
救い主は地上で務めを果たしておられたとき,「僕のかたち」をとられました(ピリピ2:7)。主は「よい働きをし」(使徒10:38),「福音を宣べ伝え」ながら巡回されました(マタイ4:23)。この模範に従うなら,あなたは仕える人々,受け入れてくれる人々を見いだすことでしょう。
奉仕するとき,あなたは神と隣人を愛するという二つの大切な戒めを果たしていることになります(マタイ22:36-40参照)。奉仕を通じて,回復された福音を受け入れるべく備えられた人々は,霊感あふれる確かな形であなたと出会うことでしょう。あなたの善い働きを見て,あなたを神の僕であることを認める人々がいます。そこから,回復された福音を教える機会につながる可能性があるのです。しかしながら,キリストのような奉仕は,周りの人々に対する心からの愛の表現として行われるべきです。福音のメッセージに耳を傾けてくれる,あるいは教えるための訪問を受け入れてくれるといった期待はしません。
多くの宣教師は伝道に出る前,引っ越しの手伝いや地元の集会所の掃除,庭仕事の手伝いなど,前もって計画された「奉仕活動」に携わった経験を持っています。あなたは宣教師として,毎週そのような奉仕活動の予定を組んで行います(詳しくは 『宣教師の手引き』を参照)。伝道部会長の指示の下,あなたはJustServe.org(承認されている地域)や教会の人道支援,災害対応の活動を通じて,地域社会で奉仕する機会を見いだすことができるでしょう。
本項で説明している奉仕活動は,不意に訪れる奉仕の機会に焦点を絞っています。この種の奉仕を行うには,御霊に耳を傾け,神の子供たちにささやかな親切を行う機会を意識することが求められます。祈って,一日を通して善を行う機会をうかがってください。
宣教師として成功する
宣教師としての成功は主として,人々を見つけ,教え,バプテスマを施し,確認を行うこと,そして彼らが聖霊の現れを享受する忠実な教会員となるように,どれほど力を尽くして助けているかによって測られます。
ほかの宣教師と自分を比べること,また自分の努力による表面的な成果を,ほかの宣教師の成果と比較して評価することは避けます。あなたのメッセージを受け入れるかどうか,人々には選択の自由があることを忘れないでください。人々が情報に基づいて選択できるように,はっきりと,また力強く教えることがあなたの責任です。メッセージが真実であるという霊的な証を得たにもかかわらず,受け入れることを拒む人々がいるかもしれません。彼らを愛し,彼らの救いを願っているあなたは,悲しみを覚えることでしょう。しかし,弱気になってはなりません。やる気をなくすと信仰が弱まるからです。期待する基準を下げてしまうと,効果が弱まり,望みが低くなって,御霊に従うことが非常に難しくなります。
以下の各項目により,宣教師としての成功を測ることができます。
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あなたを通して御霊が人々に証しておられるのを感じる。
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人々を愛し,彼らの救いを望んでいる。
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宣教師の規則を厳密に守っている。
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御霊を受け,御霊に従う方法を理解できるように生活している。御霊はあなたがどこへ行き,何を行い,何を言うべきかを示してくださる。
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キリストのような特質を養っている。
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毎日熱心に働いて,人々をキリストのもとへ導くために全力を尽くし,学び,進歩することを熱心に求めている。
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どこで働くよう割り当てられても,任地の教会(ステークおよびワード)を確立し,強める助け手となっている。
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罪のもたらす結果について人々に警告している。決意し,決意を貫くよう人々を招いている。
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ほかの宣教師に教え,仕えている。
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人々がメッセージを受け入れるかどうかにかかわらず,あらゆる機会を捉えて彼らに善を行い,奉仕しながら巡回している。
最善を尽くしていてもなお落胆を経験することはありますが,自分に対して落胆してはなりません。あなたは御霊が自分を通して働いているのを感じるとき,主が自分のことを喜んでおられると確信できます。
伝道活動
現在の神権時代にあって,教会の大管長たちは以下のような言葉を残しています。
ジョセフ・スミス大管長(1830-1844年)
「結局のところ,最も偉大で最も重要な義務は福音を宣べ伝えることです。」(『歴代大管長の教え—ジョセフ・スミス』330)
ジョージ・アルバート・スミス大管長(1945-1951年)
「日の栄えの王国で昇栄を得るには,イエス・キリストの福音がもたらす祝福を御父のほかの子供たちと分かち合い,戒めを守ることが求められます。これこそ,この世と来世においてわたしたちの生活を豊かにしてくれるものです。」(Sharing the Gospel with Others, 190)
デビッド・O・マッケイ大管長(1951-1970年)
「すべての会員は……宣教師です。」(in Conference Report, Apr. 1959, 122)
「真のキリストの教えは愛を行動で表すことです。同胞に対して無私の愛を示すこと以上に,神に対する愛を表す良い方法はありません。これが伝道活動の精神です。」(Gospel Ideals [1954], 129)
エズラ・タフト・ベンソン大管長(1985-1994年)
「わたしたちは,この福音を全世界に宣べ伝えるように神から命じられています。わたしたちは今日,この大義において一つとならなければなりません。自ら崩壊の道をたどっている世界を救うことができるのはこの福音をおいてほかにありません。福音だけが,あらゆる人種や国民を平和のきずなで結び,人類という家族に喜びと幸福,救いをもたらすのです。」(The Teachings of Ezra Taft Benson [1988], 167)
ハワード・W・ハンター大管長(1994-1995年)
「〔イエス・キリストの〕贖罪と伝道活動にはどのような関係があるでしょうか。わたしたちは生活の中で〔救い主の〕贖罪の祝福を経験する度に,〔人々〕の幸せに思いをはせずにはいられなくなります。……個人の改心を示す偉大な指標は,福音を人々に分かち合いたいという望みです。」(『歴代大管長の教え—ハワード・W・ハンター』115-116参照)
ゴードン・B・ヒンクレー大管長(1995-2008年)
「わたしたちは,御父の御業と栄光である『人の不死不滅と永遠の命をもたらす』(モーセ1:39)ための働きの中で御父の助け手となるために召されているのです。皆さんの受けている責任も,わたしの受けている責任も,その重要性に変わりはありません。」(「主のみ業」『聖徒の道』1995年7月号,76)
「人々に真理の知識をもたらす力が一人一人に秘められていることを,すべての会員の心に刻み込んでください。会員がこのように努力するよう導いてください。このことについて大いなる熱意をもって祈るよう励ましてください。(「子羊を見いだし,羊を養う」『リアホナ』1999年7月号,122)
トーマス・S・モンソン大管長(2008-2018年)
「忘れないでください。この御業は皆さんやわたしだけのものではありません。主の業なのです。わたしたちが主の用向きを受けて働くときには,主の助けをいただく特権があるのです。覚えていてください。主は重荷に耐えられるようにわたしたちの肩を強くしてくださいます。」(「学び,行い,人格を築く」『リアホナ』2008年11月号,62参照)
ラッセル・M・ネルソン大管長(2018年-現在)
「主のメッセージは皆に向けられたものです。これは世界で繰り広げられる業であり……そのメッセージの目的は,幕の両側にいるすべての神の子供たちに,救い主のもとに来て,神殿の祝福を享受し,永続する喜びを得,永遠の命を受けるふさわしさを身に付けるよう招くことです。それにより希望と助けがもたらされ,すべての人が高められるのです。」(“President Nelson Bolsters Faith from London, First Stop on Global Tour,” Church News, Apr. 13, 2018, lds.org/church/news/president-nelson-bolsters-faith-from-london-first-stop-on-global-tour)
研究と応用のためのアイデア
個人学習
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本章の初めに記されている質問から一つを選び,その質問に基づいて2分間の話を準備してください。同僚との間で,またはディストリクト評議会で,ほかの宣教師たちにその話を分かち合えるよう準備しておきましょう。
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最近改宗した人から改宗の経緯について聞いてください。「悔い改めを生じる信仰」(アルマ34:17)を得るうえで,どのようなことが助けになりましたか。どのような理由から,バプテスマと確認を受ける決意をしましたか。教会の新会員になることは,どのようなものだと思っていましたか。宣教師はどのような面でよりよい助け手となることができたでしょうか。
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警告の声を上げるとはどのような意味かを考えてください(モルモン書ヤコブ3:12;教義と聖約1:4;38:41;63:57-58;88:81;112:5;エゼキエル3:17-21;33:1-12参照)。その意味を自分の言葉で書くとともに,どのような方法で実行できるかを書き出してください。
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モルモン8章およびモロナイ1章と10章を読んでください。読みながら次のように自問してみましょう。「モロナイはわたしたちの時代に対して,どのような希望を抱いていただろうか。モロナイは,わたしたちがどのようにモルモン書を扱うことを望んでいただろうか。もしモロナイと会う機会があるとすれば,わたしはどのような言葉をかけるだろうか。」これらの質問に対する答えを学習帳に記してください。
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これまでの人生において,ジョセフ・スミスと回復に関する証を強めてくれた出来事を思い浮かべてください。それから,次の質問の答えを学習帳に記しましょう。「天の御父とイエス・キリストがジョセフ・スミスに御姿を現されたことをあなたが確信するうえで,助けとなったのは何ですか。」
同僚との勉強会
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章の初めに記されている「深く考えましょう」の質問の答えを互いに分かち合ってください。
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伝道の召しを受けたとき,伝道についてどのような希望と意欲を抱いていたか,互いに分かち合いましょう。これまでの経験は,どの程度あなたの期待に沿ったものでしたか。そうした期待により近い結果を得るには,どうすればよいでしょうか。
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『聖句ガイド』から「仕える」の項を読んで,話し合ってください。
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以下の偉大な宣教師たちの中から一人を選び,参照聖句を読んでください。読みながら,その宣教師はどのように,(1)自分の召しを理解し,献身したか,(2)主の業に対する心構えと望みを表したか,(3)人々が福音を受け入れるよう助けたか,について話し合います。
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『賛美歌』の「主題別索引」の「回復」の項(354ページ参照)から賛美歌を2曲選んで,歌うか歌詞を読んでください。歌詞の意味について話し合ってください。
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『聖句ガイド』から「信仰」,「悔い改め」,「バプテスマ」,「聖霊」の項を一緒に読んでください。各項目の参照聖句をすべて読んで,話し合ってください。
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『聖句ガイド』から「神権時代」の項を一緒に読んでください。教義と聖約136:37も読んで,話し合ってください。
ディストリクト評議会,ゾーン大会,および伝道部リーダーシップ評議会
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最近改宗した人を2,3人招いて,改宗に当たって経験した事柄を話してもらいます。彼らは宣教師に対してどのような思いを抱いていたでしょうか。宣教師から学んだこと,戒めを守ることについてはどうだったでしょうか。改宗に最も大きな影響を与えたのはどのようなことだったでしょうか。
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あなたの担当エリアで教会を築くに当たり,有利な条件と困難な点について宣教師に話してもらえるよう,神権指導者を招きます。
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アルマ18章を読んでから,次の質問について話し合ってください。物語の冒頭,ラモーナイはどのような気持ちを抱いていましたか。そうした思いは,どのように変わっていったでしょうか。福音の祝福を受けるために,人はどのような思いを抱いていなければならないでしょうか。アルマ34:15-16を読んで,ラモーナイの物語と比較してください。キリストの贖罪により,わたしたちはどのように憐れみを受けられるのでしょうか。
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宣教師として成功するとはどのような意味かを話し合ってください。何人かの宣教師から成功の具体例を紹介してもらいます。
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宣教師を3つのグループに分けてください。一つのグループに使徒2:36-38(ペテロ)を,別のグループに使徒16:25-33(パウロ)を,最後のグループにモーサヤ18:8-11(アルマ)を読む割り当てを与えます。各グループに次の質問の答えを導き出してもらいます。「この宣教師は人々がキリストに対する信仰を強めて,悔い改め,バプテスマと確認を受けるよう助けるために何を行ったでしょうか。」悔い改め,バプテスマを受け,聖霊の賜物を受けるよう人々を招くときに,宣教師は信仰を行使しますが,これらの物語からどのようなことを学び,役立てられるか話し合ってください。
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集会の数日前に,章の初めの「深く考えましょう」から質問を指定し,その質問について考えてくるよう複数の宣教師に割り当てます。割り当てられた質問について2,3分の話を準備してくるように頼んでください。ディストリクト評議会またはゾーン大会の場で,彼らに話をしてもらいます。話が終わり次第,学んだ事柄について,また伝道活動においてどのように活用できるか話し合いましょう。
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宣教師を4つのグループに分けてください。預言者ジョセフ・スミスを通して回復され,明らかにされた真理と聖約と儀式をできるだけ多く書き出すように言います。グループごとに結果を発表してもらいます。回復により明らかにされた真理が自分の生活にどのような影響をおよぼしているか,分かち合うよう宣教師たちを招きます。
伝道部会長夫妻と顧問
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面接や会話の中で,以下について分かち合ってくれるよう定期的に宣教師に求めてください。
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イエス・キリストに対する証
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回復された福音とジョセフ・スミスの使命に対する証
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モルモン書に対する証
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宣教師の目的についての考え
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自分の伝道の目的について感じていることを学習帳に記録するよう宣教師に勧めてください。面接や会話の中で,書き留めた内容を分かち合ってもらいましょう。
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新会員に歓迎の手紙を書き送ってください。