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学習する


学習する

〔電球(赤色)の画像〕

ビジネスと家族の両方を支えるにはどうすればよいでしょうか。

時間:タイマーを60分にセットしてから,「学習する」セクションを始めます。

読む:お金が出入りするたびにビジネスの記録をつけ始めておくべきでした。それは良いことなのですが,個人的な理由や家族のためにお金が必要なときは,どうなるのでしょうか。

1:10

「にわとりを殺さないで:第1部」(動画が視聴できない場合は,76ページを読んでください。)

話し合う:マリアのお兄さんは,マリアのビジネスからお金をもらいたいと思っています。マリアも助けてあげたいのですが,これはマリアのビジネスに損害を与えるどころか,ビジネスを台無しにしてしまうかもしれません。その上,マリアは自立の助けとなるように自分のビジネスに力を注いできたのです。マリアはどうすればよいでしょうか。

読む:今週の質問—家族のお金とビジネスのお金はどのように区別すればよいでしょうか

今週のアクション—ビジネスと家族のお金に対して個別の口座と毎日の記録を維持し,自分に給料を支払います。

今回のミーティングでは,この質問の答えを見つけ,これらのアクションを実行するために役立ちます。

〔ビジネスサクセスマップの画像〕

次に,これからの一週間,実際にビジネス財務と家計を区別するための手段を講じます。これはわたしたちと家族にとって大きな祝福となります!ビジネスサクセスマップのビジネスサクセスのセクションを読みましょう。

なぜビジネスのお金と家族のお金を区別するべきなのでしょうか。

2:1

「にわとりを殺さないで:第2部」(動画が視聴できない場合は,77ページを読んでください。)

話し合う:この動画から学んだことから,ビジネスのお金と家族のお金を区別し,自分に給料を支払うことが大切である理由は何だと思いますか。

読む:ビジネスオーナーはオーナーでもあり,従業員でもあります。これは,幾つかの興味深い疑問を生じます。

〔ビジネスマップアイコンの画像〕成功するビジネスオーナーは最初に什分の一を支払います。

収入の什分の一を払うことで大きな祝福がもたらされることをわたしたちは知っています。ビジネスのお金と個人のお金を区別して管理しておけば,什分の一の計算がより簡単になります。

次のステップを忘れないでください。

  1. ビジネスのお金と個人のお金を別の口座または別の場所に保管します。

  2. ビジネスから支払われる個人の収入(給料または歩合給)に対して什分の一を支払います。

  3. ビジネスのお金は什分の一の対象とはなりません。ビジネスのお金は,ビジネス経費と給料の支払い,そしてビジネスの成長のために使います。

話し合う:マリアのお兄さんのように,友人や家族がお金を必要としている場合はどうすればよいでしょうか。

グループの1人にマタイ25:1-13の十人のおとめのたとえを読んでもらい,簡潔にまとめてもらいます。誰かがわたしたちに助けを求めるときに,分け与えることができない,または分け与えるべきでないときがあるでしょうか。

視聴する:「にわとりを殺さないで:第3部」(動画が視聴できない場合は,78ページを読んでください。)

話し合う:マリアは正しいことをしたでしょうか。

〔ビジネスマップアイコンの画像〕成功するビジネスオーナーは自分のビジネスから盗み取るようなことはしません。

読む:成功するビジネスオーナーは自分のビジネスから盗み取るようなことはしません。

個別の記録をつけるにはどうすればよいでしょうか。

読む:ビジネスのお金と個人のお金はどのように区別すればよいでしょうか。別々の記録をつければよいのです!マリアはビジネスに対して出入りするすべてのお金の記録を毎日つけています。またマリアは家計に対して出入りするすべてのお金の記録も毎日つけています。これらの記録は「収支記録」と呼ばれます。マリアは,ビジネスのお金と家族のお金のために完全に別個の記録をつけています。

ローンの貸し手は,貸し付けを行う前にビジネスの収支記録の確認を希望することがよくあります。丁寧な記録をつけておくことは,ビジネスを拡大するための貸付金の借用するときの準備を整えるために役立ちます。

やってみる:マリアのビジネスの収支記録のサンプルを見てください。8月16日(マリアのお兄さんからお金を求められた日),マリアのビジネスの銀行口座には3200あったことに注目してください。

マリアのビジネスの収支記録:8月14-20日

日付

説明

支出

収入

現金残高

マリアのビジネス現金残高

2600

8月14日

餌の購入

−300

2300

8月15日

卵の売上げ

500

2800

8月16日

卵の売上げ

400

3200

8月17日

マリアの給料

−3000

200

8月18日

卵の売上げ

600

800

8月19日

餌の購入

−600

200

8月20日

卵の売上げ

700

900

マリア個人の収支記録:8月14-20日

日付

説明

支出

収入

現金残高

マリアの個人現金残高

600

8月14日

食費

−100

500

8月15日

衣服

−200

300

8月16日

バス定期券

−200

100

8月17日

給料

3000

3100

8月17日

什分の一

−300

2800

8月19日

食費

−1500

1300

8月20日

家賃

−600

700

話し合う:マリアがビジネスからお兄さんに1000を渡したとしたら,ビジネスはどうなってしまうでしょうか。マリアは次の日,自分に3000の給料を支払うことができたでしょうか。

マリアは,助けを必要とする家族に対してビジネスからお金を渡すことができない場合に罪悪感を抱くべきでしょうか。

彼女のビジネスと個人の記録の両方を見て,マリアの給料が記されている欄を見つけてください。マリアの給料はビジネスにとっては支出であり,マリア個人にとっては収入であることが分かりますか。

給料,それとも歩合給?

マリアのビジネス口座に定期的な給料を自分に支払うための現金が十分にない場合,マリアは売上げに基づいた歩合給を自分に支払うことができます。

読む:既に学んだように,マリアが個人の収入に対しての什分の一を支払っているのは正しい選択です。

〔ビジネスマップアイコンの画像〕成功するビジネスオーナーは毎日記録をつけています。

どのようにお金を区別すればよいでしょうか。

読む:ビジネスのお金と個人のお金を区別する練習をしてみましょう。次の例では,自分が飲料水を売るビジネスを持っていると想像してください。

視聴する:「飲料水ビジネス」(動画が視聴できない場合は,そのまま先に進みます。)

やってみる:次の5つのステップに従いながら,次のページにある用紙を使用してビジネスのお金と個人のお金を区別します。

  1. 週の各日の個人とビジネスの収支を確認します。

  2. ビジネスのお金はビジネスの収支記録に記録します。

  3. 個人のお金は個人の収支記録に記録します。

  4. ビジネスの収支記録からビジネスの損益計算書を作成します。

  5. 個人の収支記録から個人の損益計算書を作成します。

79ページの解答を見て自分の答えをチェックします。

話し合う:この練習から何を学びましたか。間違えた場合は,なぜ間違えたか分かりますか。理解できた人は,分からなくて困っている人を助けてください。

読む:成功するビジネスオーナーは毎日記録をつけ,ビジネス上で賢明な決断をするためにその記録を活用します。

マリアは記録をつけることがあまり好きではありませんが,ビジネスと個人のお金を毎日別々に記録するように努めています。これが,ビジネスを経営するための賢い方法です!

その上,ビジネスローンが必要になったときに,ローンの貸し手が毎日の記録を要望することもマリアは知っています。

〔ビジネスマップアイコンの画像〕成功するビジネスオーナーは,ビジネスと個人用の記録を分けています。

視聴する:ダニエルが記録管理などの自立のための原則を活用してビジネスをどのように改善したかを見てみましょう。「ダニエルとクリスティアナ:雑貨店」の成功談を視聴します。(動画を視聴することができなければ,次のページに進みます。)

読む:今日,わたしたちは成功するための大切なスキルを幾つか学びました。これらのスキルを習慣として身につけることができるように,今週も努力しましょう。別々の口座と毎日の記録を維持しましょう!

話し合う:毎日別々の記録をつけることの妨げとなる人や事柄がありますか。それをより簡単にするための計画を立てることができます。毎日同じ時間に行うことができます。記録を特定の場所に保管することができます。忘れないためのヒントを作ることもできます。あなたの計画を下の欄に記入してください。

どのようにわたしのビジネスを発表すればよいでしょうか。

読む:来週,わたしたちは自分たちのビジネスについてグループに発表します。他の人たちに自分のビジネスを説明できるようになり,ビジネスに対する提案を聞きたいものです。

読む:次の説明どおりに発表する,または自分にとって最もやりやすい方法で発表してください。

3分で説明するわたしのビジネス—発表方法

第1部

1分以内で,自分のビジネスについて説明します。

第2部

1分以内で,次のいずれかの質問に対する答えを見つけることによって自分のビジネスがどのように改善されたかを説明します。

1.人々は何を買いたいと思っているのでしょうか

2.どのように売ればよいでしょうか。

3.どのようにコストを抑えればよいでしょうか。

4.利益を増やすにはどうすればよいでしょうか。

5.どのようにわたしのビジネスを経営すればよいでしょうか。

第3部

1分以内で,ビジネスを成長させ続けるために行う事柄を一つ説明します。

読む:〔ノートのアイコンの画像〕これからの1週間,皆に発表したい事柄について考えます。ビジネスノートに自分のビジネスについての説明を書きます。家族や友人に対して発表の練習をすることもできます。来週は,あなたのビジネスについて発表する準備を整えて参加してください。