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学習する


学習する

〔電球(青色)の画像〕

お金を借りることは良いことでしょうか,悪いことでしょうか。

時間:タイマーを60分にセットしてから,「学習する」セクションを始めます。

話し合う:知人でお金を借りたことのある人について考えてください。お金を借りたことはその人の助けとなったでしょうか,それとも苦しみとなったでしょうか。

読む:個人の家計負債とビジネス負債は異なります。

個人ローンは,自分の支払い能力以上のお金を使うために使用されます。ビジネスローンは,自分の生産能力以上のものを生産するために使用されます。

右側にある引用文を読んでください。預言者は,個人の負債を避けるように忠告しています。

ビジネスの負債はビジネスを成長させるために役立つことがあります。しかしそれがいつも賢い選択であるとは限りません。ベンソン大管長が述べられたように,負債が「理にかなっている」ときを知る必要があります。

読む:今週の質問—自分のビジネスを成長させるためにローンを借りるべきかどうかを知る方法はありますか。

今週のアクション-(1)少なくとも10人の顧客に話を聞いて,売れるものが増えれば顧客が買ってくれる量も増えるかどうかを調べ,(2)貸し手を最低4件訪問して,ローン条件ワークシートの質問を尋ねます。

今回のミーティングでは,お金を借りることがわたしたちのビジネスにとって良い考えなのかどうかを知るために役立つスキルを学び,練習します。

「4つの道理」は判断するときにどのような助けとなるでしょうか。

視聴する:「ローンを借りる?」(動画を視聴することができない場合は,136ページを読みます。)

話し合う:ローンが役に立つのか,それともローンに押しつぶされてしまうのかは,どうすれば分かるのでしょう。

読む:「4つの道理」を声に出して読み,それぞれの事柄について少し話し合います。

4つの道理

1.正しい理由

ビジネスで利益を上げるために役立つ場合にのみ借りる。

2.正しい時期

自分のビジネスをよく理解するために十分な期間ビジネスを運営しており,販売するものを買ってくれる人が十分いることを証明できる場合にのみ借りる。

3.正しい条件

良い貸し手が見つかった場合にのみ借りる。

4.正しい金額

返済できることを証明できる場合にのみ借りる。

やってみる:次のビデオを見ながら,マリアとカルロスが4つの道理の各質問に答えることができるかどうかを判断してください。

マリアとカルロスの欄で「はい」,「いいえ」,「よく分からない」にチェックマークを入れます。

1:46

「正しい理由?」(動画を視聴することができない場合は,137ページを読みます。)

話し合う:マリアとカルロスは正しい理由のためにローンを借りようとしているでしょうか。回答の理由を答えてください。

〔ビジネスマップアイコンの画像〕成功するビジネスオーナーは4つの道理を活用して賢明にローンを組みます。

視聴する:「正しい時期?」(動画を視聴できない場合は,138ページを読みます。)

話し合う:マリアとカルロスは正しい時期にローンを借りようとしているでしょうか。回答の理由を答えてください。

借りる時期

マリア

カルロス

はい

いいえ

よく分からない

はい

いいえ

よく分からない

自分のビジネスをよく理解するために十分な期間ビジネスを運営している。

これはビジネスを成長させるための計画の一部である。

売れるものが増えれば顧客が買ってくれる量も増えることを証明できる。

ビジネス用に何かを購入する場合(にわとりやトラックなど),それをローン期間よりも長く使うことができる。

1:43

「正しい条件?」(動画を視聴することができなければ,139ページを読みます。)

話し合う:マリアとカルロスは正しい条件でローンを借りようとしているでしょうか。回答の理由を答えてください。

借りる条件

マリア

カルロス

はい

いいえ

よく分からない

はい

いいえ

よく分からない

良い貸し手を3-5件挙げることができる。

ローンの実際のコストを理解している。

ローンの条件をすべて説明できる。

ある貸し手が他より優れている理由を説明できる。

視聴する:「正しい金額?」(動画を視聴できない場合は,140ページを読みます。)

話し合う:マリアとカルロスは正しい金額を借りようとしているでしょうか。回答の理由を答えてください。

借りる金額

マリア

カルロス

はい

いいえ

よく分からない

はい

いいえ

よく分からない

6か月のキャッシュフロー計算書を作成した。

返済をしながら利益を上げることができる。

売上げが伸びなくても返済することができる。

読む:返済するために十分な現金があることを知るためのキャッシュフロー計算書の使用方法を学びました。これは,わたしたちが正しい金額を借りているかどうかを知る助けとなります。

やってみる:今週貸し手と面接した後,143ページのキャッシュフローワークシートを使って,返済する余裕があることを確認します。(キャッシュフロー計算書の作成に助けが必要な場合は,先週学んだ事柄を参照してください。)

4つの道理のひとつに対する答えが分からなかったとき,マリアは答えを見つけるための計画を立てました。

ローンを借りる前に,よく分からない事に対する答えを見つける必要があります。必要なときには,グループメンバーや他の人に助けを求めてください。

ビジネスのためにローンを借りるべきでしょうか。

やってみる:この1週間,情報を収集して判断する際に使用できるツールが幾つかあります。141-143ページに進んでください。5分取って4つの道理チェックリストとローン条件ワークシートを読み,それらの使い方について話し合います。

4つの道理チェックリスト

ページ

141ページを参照してください。

これからの1週間,これらの質問を見直して,「はい」と答えられる場合はチェックマークを付けます。

ローン条件ワークシート

ページ

142ページを参照してください。

これからの1週間の間,このローン条件ワークシートを使って少なくとも4件の貸し手について学びます。

貸し手情報

ページ

進行役が配る資料を参照してください。資料がない場合は,あなたの地域の良い貸し手について他のビジネスオーナーに尋ねてください。

これからの1週間,この情報を使って貸し手を見つけ,連絡を取ります。

6か月間のキャッシュフロー

ページ

143ページを参照してください。

このワークシートを使ってキャッシュフロー計算書を作成し,どのローンを返済ができるか調べます。