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読む：前回のグループ集会で，あなたは成功する環境を作り出すことを学びました。今日，あなたは期待されていることを理解し，それに応えることを学べるように，以下を行います。

  1. 必要条件を理解し，それを満たす

  2. 学習スタイルを理解する

  3. ストレスマネジメントを行う

1．必要条件を理解し，それを満たす

読む：雇用主は，証明書や学位など，特定の職種において働く資格を証明するものに重きを置きます。これらの資格は，学校や訓練プログラムの要件を満たせば取得できます。要件には，授業への出席，課題提出，テストなどが含まれます。

プログラムの要件を満たすには，（1）要件について尋ねる，（2）メモを取る，（3）積極的にコースやプログラムに参加することです。

要件について尋ねる

読む：学校や訓練プログラムでは，それぞれの学位，修了書，授業，研究課題に要件が設定されています。成功を収める学習者は，この要件を確実に把握します。

求められていることが分かるように，以下のような質問をするとよいでしょう。

  • クラスで成功するにはどうすればよいですか

  • わたしが学び，行うべきことは何でしょうか

  • 課題の締め切りはいつですか

  • 評価はどのような基準で行われますか

話し合う：要件を理解するうえで，質問が役に立ったことはありますか。

メモを取る

読む：要件を覚えておく一つの方法は，メモを取ることです。後からノートを見直すことで，授業中に見たこと，聞いたこと，読んだことをよりよく記憶に留めることができます。

課題についてメモを取る際には，以下を確認しましょう。

  • 課題内容

  • 手順

  • 提出期限

話し合う：学校や職場で課題や割り当てを受けた際，メモが役立ったことはありますか。

読む：課題についてメモを取る際には，以下を参考にしましょう。

  • 集中し，注意深く，積極的な態度で行う

  • 聞いた言葉をすべて書くのではなく，要点，最も重要な情報に集中する

  • 略語を活用し，場合によっては図を描く

  • 後で詳細を付け足せるようにスペースを空けておく

  • 整理しながら書く

積極的に参加する

読む：求められていることを理解し，授業内容を身につけるうえで役立つもう一つの方法は，積極的に参加することです。積極的に参加するならば授業を最大限に活用することができます。以下はその提案です：

  • 注意を払う

  • 可能であれば前列に座る

  • 質問をし，質問に答える

  • 学習意欲の高い生徒を見つけ，ともに取り組む（近くに座る，アイデアを分かち合う，交流する，質問する，助け合うなど）

  • 講師に話しかけ（授業中および授業後），要件や学習内容への理解を深める

話し合う：何となく参加したとき，積極的に参加したときを比較して，何らかの違いを感じた経験がありますか。

2．学習スタイルを理解する

読む：視覚情報から最も効果的な学びを得られる人がいれば，聴覚，体感覚，その他の方法を通して学ぶ人もいます。一人で学ぶのに適している人がいれば，グループで学ぶ方が良い人もいます。成功を収める生徒たちは，できるかぎり自分にとって効果的な学習スタイルを活用します。

読む：講師は必ずしもあなたの学習スタイルに最も適した方法で教える訳ではありません。その状況に最も適したものに，自分の学習スタイルを合わせる必要があるかもしれません。

例えば，フアンは実際に行いながら学ぶのを好みます。何かをすることが好きなのです。座ってただ教師の話を聞くのは苦手です。教科書を読むのも好きではありません。しかし，講義は学業の一環であり，テストに合格するためには読解が必要です。自分の学習スタイルにはそぐわないからといって，要件を無視するわけにはいきません。フアンはできるかぎり集中して聞き，読み，授業の後にはすぐにそれを試してみることで，体感覚を幾らか生かした学習をすることに決めました。

アーリーンは，周りの人々とアイデアについて話し合うときにより多くを学べると気づきました。そこで彼女は定期的にほかの人と一緒に勉強することに決めました。

3．効果的なストレスマネジメントを行う

読む：学業に励むとき，ストレスはつきものです。ストレスは人生の一部であり，学業の一部でもあるのです。学業におけるストレスは，以下に列挙したもの，またそのほか多くの原因から誘発されます。

  • 求められていることを理解していない

  • 準備が整っていない

  • 課題が間に合わない

  • テストで失敗する恐怖

  • 人々の前で話をする恐怖

  • やるべきことが多すぎる

  • ほかの人々との共同作業

信仰をもって前進するなら，主はあなたの力と能力を祝福されます。学業によるストレスから逃れることはできませんが，それをコントロールすることはできます。したがって，ストレスのサインに注意を払い，ストレスに順応し，ストレスをコントロールする方法を見つけましょう。以下はその提案です：

  • 求められていることについて考え直す

  • コントロールできないことにはこだわらない

  • 自分ができることに集中する

  • 自分をほかの人と比較するのを避ける

  • 運動する

  • 人々に奉仕する

  • 休息を取る

  • 感謝することに改めて心を向ける

  • 大きな，あるいは難しい仕事は小分けにする

  • 今，小さな一歩を踏み出す

話し合う：ストレスマネジメントを行ううえで助けとなったのは，どのようなことでしたか。

話し合う：このグループ集会で学んだ，最も大切な事柄は何ですか。