自立
『わたしの礎』—一つになり,ともに仕える


『わたしの礎—一つになり,ともに仕える』—所要時間:20分以内

深く考える:人々のために自分を捨てることは,実際どのように自分自身を救うことになるのでしょうか。

視聴する:「主の方法で」(ldschurch.jp/srs)動画を視聴することができない場合は,121ページを読んでください。

「主の方法で」

動画を視聴することができない場合は,この台本を読んでください。

「主の方法で」より

ヘンリー・B・アイリング管長教会福祉プログラムの礎となる原則は,特定の時代,あるいは特定の地域のためだけに備えられたものではありません。それらは,あらゆる時代,あらゆる地域のために用意されたものです。……

……それを実践する方法は明確です。より多く蓄えてきた人々は,助けを必要とする人々のために,自らを低くします。豊かに持つ人は,快適さ,時間,スキル,リソースの幾分かを自発的にささげ,助けが必要な人々の苦難を和らげるようにするべきです。助けを受ける人が力を増して自らを世話し,さらには他の人々を世話することができるような方法で,助けを与えるべきです。このように,「主の方法」で行えば,驚くべきことが起こるでしょう。与える者と受ける者が,ともに祝福されるのです。(2011年6月,ユタ州シュガーハウス福祉サービスセンターの奉献式におけるアイリング管長の説教を基に編集,LDS.org

ディーター・F・ウークトドルフ管長兄弟姉妹の皆さん,わたしたちには聖約を交わした者として,ほかの人が何を必要としているかを敏感に察知して救い主のように奉仕する責任があります。愛の手を差し伸べ,周りの人たちを祝福し,元気づけてください。

祈りの答えは祈っているときではなく,主のため,周りの人たちのために働いているときに与えられることが多いものです。無私の奉仕や献身的な行いはわたしたちの霊を清め,霊の目からうろこを取り除いて天の窓を開きます。ほかの人の祈りの答えとして働くときに自分の祈りの答えを見いだすことがよくあります。

(「ダマスコに行く途中でとどまる」『リアホナ』2011年5月号,76)

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話し合う:人々に仕えることは,あなたの人生においてどのように天の窓を開いてくれるでしょうか。

読む:ほかの人がすでに持っているものを自分も受けるにふさわしいと感じ,それを持っていないということで腹立たしさを覚える人がいます。自分が受けるに値しないものを,受ける権利があると感じている人もいます。これらの二つの罠は,本質的な真理を理解する妨げとなります。すなわち,すべてのものは神に属するものだということです。腹立たしさや権利意識は,人々の必要に焦点を当てることによって克服することができます。モーサヤ2:17モーサヤ4:26およびゴードン・B・ヒンクレー大管長の言葉(右欄参照)を読んでください。

読む:ロバート・D・ヘイルズ長老およびトーマス・S・モンソン大管長の言葉(右欄参照)

決意する:今週以下のことを行うと決意してください。各項目を達成できたら,チェックを入れます。

  • だれかに奉仕する計画を立て,実行する。

  • 奉仕について今日学んだことを,家族や友人と分かち合う。