ジェームズ・W・マッコンキー三世長老

中央幹部七十人

1990年，ジェームズ・W・マッコンキー三世長老が若い宣教師としてチェコスロバキアに到着したとき，国は共産主義から抜け出て，再び信教の表現と信仰の探求のスタート地点に着いたところでした。「ふさわしい人とともに，ふさわしいときにふさわしい場所に，わたしはいました」と彼は言っています。

後に，若い職業人となってこの地域に戻り，非営利組織を共同で立ち上げ，その後チェコ／スロバキア伝道部の伝道部会長を務めました。

12歳のとき，両親から教会指導者の本をよく読み，その後，それについて話し合うように勧められました。「父と母は，教義と聖約で勧められているように，子供たちに福音を教えることは大切だと信じていました」とマッコンキー長老は言います。「68章には，『悔い改めの教義』と『キリストを信じる信仰』（25節）を子供たちに教えるようにという親への勧めがあります。両親はそれを真剣に受け止めていました。」

人を変える力が福音にはあると感じ，その感覚は彼の心に深く入り込みました。マッコンキー長老は，この同じ感覚がチェコ共和国とスロバキアの聖徒の心にも深く入り込んでいくのを見ました。

ジェームズ・ウィルソン・マッコンキー三世長老は，1971年8月27日，アメリカ合衆国ユタ州ソルトレーク・シティーで，ジェームズ・ウィルソン・マッコンキー二世，ジュディス・ミラー・マッコンキー夫妻のもとに生まれました。1995年7月にローレル・スプリンガーとソルトレーク神殿で結婚し，4人の子供がいます。

マッコンキー長老は，1995年に歴史学の学士号を取得してユタ大学を卒業し，1999年にジョージ・ワシントン大学法科大学院で法学の学位を取得しました。ごく最近まで，Workman Nydegger社で弁護士として働き，自身が設立にかかわったWallace Toronto Foundation社のディレクターを務めていました。

マッコンキー長老は，この召しを受けた当時，ステーク会長として奉仕していました。また，ビショップ，高等評議員，ビショップリック顧問，ワード伝道主任，長老定員会会長会顧問，伝道の備えクラス教師，福音の教義クラス教師，ワード若い男性会長としても奉仕しました。