クリスティン・M・イー

中央扶助協会会長会第二顧問

分裂と孤立がますます目につくようになっていく世の中で，クリスティン・M・イー姉妹は，イエス・キリストと扶助協会の福音を通して社会の病が癒されていくのを見てきました。

「扶助協会はわたしたちを主の下で結びつけてくれます」と彼女は言います。世界中どこに行っても，わたしは扶助協会の姉妹たちを探します。そして彼女たちに会うと，すぐに愛を感じ，自分を分かってもらえていると感じるのです。キリストに通じる特質があり，キリストに対して証があるという点も姉妹たちに共通しています。」

初等協会中央諮問評議会で奉仕していたイー姉妹が中央扶助協会会長会第二顧問という新しい召しに取りかかるうえで確信しているのは，独りで働くわけではないということです。

「主が責任を負っておられます。そして，わたしは主を信頼しています」と彼女は言います。「また，主の業にはすべての人の力が必要だということも，強く感じています。わたしたちには皆，果たすべき役割があり，ともにこの業に携わることができるのです。奉仕する機会に心から感謝しています。」

クリスティン・メイ・イーは，1981年5月5日，アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメントでライアン・R・イー，ジェイデアン・フォックス・マッケイ夫妻のもとに生まれました。その後，アメリカ合衆国アイダホ州，次にユタ州へと引っ越しています。

彼女は，美術が好きで，その才能もあることを幼いころに発見し，どんな教育を受けてどんな職業に就くかは，それに基づいて決めました。ブリガム・ヤング大学アイダホ校とブリガム・ヤング大学で美術学士号を取得しています。2019年には，BYUで行政学修士号を取得しました。

イー姉妹には美術に関する技能とこだわりがあり，それが認められてディズニー・インタラクティブ・スタジオでデザイナー兼プロデューサーの役職に就くことができました。このスタジオでは13年間働いています。現在は教会のアニメーションチームを管理しています。現世での務めを果たす救い主の肖像画など，福音をテーマにした絵も描いています。

イー姉妹はこれまで，ステーク扶助協会会長，ワード扶助協会会長会顧問と教師，ワード若い女性会長，福音の教義クラス教師，ワード宣教師，神殿儀式執行者など，教会で多くの召しを果たしてきました。