スーザン・H・ポーター『リアホナ』2022年5月号。
スーザン・H・ポーター
中央初等協会会長
「この1年間,心に印象に残ったことの一つは,子供たちを霊的に強めるにはどうしたらよいかという問いです」とスーザン・H・ポーター姉妹は言います。「若い世代の信仰を強くするのであれば,初等協会から始めなければなりません。」
ポーター姉妹は,バプテスマを受けた子供たちが聖約の会員として教会に出席するときに受ける祝福を目にしています。
「証というものは,行い,奉仕するときに強くなることが多いのです」と彼女は説明します。「子供たちは天から霊感を求めることを学ぶことができます。」
中央初等協会会長に召される前,ポーター会長は1年間,中央初等協会会長会第一顧問として奉仕していました。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックの間は多くの子供たちが初等協会に参加できなかったと彼女は言います。彼女はまた,独身女性が直面する問題も目にしてきて知っています。夫である七十人のブルース・D・ポーター長老は,2016年に亡くなりました。
「日曜日に聖餐を受けなかったことは数多くあります」と彼女は言います。
そういう自分の経験を話すと,「あなたが教会で奉仕しているという事実を考えると,教会はわたしのことも必要としているのだということがよく分かるようになるわ」と,ほかの女性たちから言われます。
スーザン・エリザベス・ホランド・ポーターは1955年7月31日,アメリカ合衆国オクラホマ州ポンカシティーでハンス・J・ホランド,シャーリーン・コールマン・ホランド夫妻のもとに生まれ,アメリカ合衆国ニューヨーク州で育ちました。
1977年2月2日にポーター長老とワシントンD.C.神殿で結婚し,二人はアメリカ合衆国東部,ドイツ,ユタ州で4人の子供を育て,ヨーロッパ東地域で教会の割り当てを果たしました。
化学の学士号を取得してブリガム・ヤング大学を卒業しています。マサチューセッツ工科大学の研究室助手を務めたり,数学の教師として働いたりしてきました。また,地域社会や市民団体で様々なボランティア活動をしてきました。
ポーター姉妹はこれまで,扶助協会中央諮問評議会で奉仕してきました。その他受けてきた召しには,ステーク扶助協会会長会顧問,ワードの扶助協会と若い女性の会長,福音の教義クラス教師,初等協会音楽指導者などがあります。