全世界に手を差し伸べる
大管長会と十二使徒定員会の会員は,預言者,聖見者,啓示者として引き続き務めを果たしながら,福音の回復と救い主に従うことの祝福について世界中で証しています。前回の総大会以降に行ったことのほんの一部を紹介します。
大管長会
前回の総大会以降のラッセル・M・ネルソン大管長の教導の業の概要については,135ページを御覧ください。
大管長会第一顧問のダリン・H・オークス管長は,イタリアのローマにある大学で話し,信教の自由は社会に多くの益をもたらすと述べ,信仰を持つ人々に「互いに学び合う方法を見いだし,わたしたちを結ぶ共通の見解を再確認する」よう勧めました。
十二使徒定員会の会員
M・ラッセル・バラード会長代理,ジェフリー・R・ホランド長老とクエンティン・L・クック長老はイギリス全土でミニスタリングを行い,宣教師や教会員とともに集会を開きました。3人とも若いころにイギリスで伝道しましたし,ホランド長老とクック長老は同僚でした。
デビッド・A・ベドナー長老はヨルダンで開かれたディボーショナルで話をしました。アラブ首長国連邦では,アブダビステークの指導者たちと集会を持ち,いつの日か神殿が建つであろう万博の地域を訪問しました。また,バーレーンでは,マナマワードの会員と集会を持ち,青少年を対象としたディボーショナルを開きました。
D・トッド・クリストファーソン長老はガンビア共和国を訪れた最初の使徒となりました。同共和国の大統領,大統領夫人,副大統領と会合を持ち,助けを必要としている人々を助けるために,教会と大統領夫人の団体とで協力して行う取り組みについて話し合いました。クリストファーソン長老はまた,コート・ディボアール,ナイジェリア,ガーナも訪問しました。
コロンビアとエクアドルでの集会や訓練で,ニール・L・アンダーセン長老は,新型コロナウイルス感染症のために亡くなった多くの教会員を追悼しました。アンダーセン長老は,宣教師と36人の伝道部会長とその夫人,ステークの指導者と集会を開き,しばしばスペイン語を駆使しました。コロンビアでのディボーショナルでは,夫婦関係と家族を強めることについて話しました。
パナマでは,ゲーリー・E・スティーブンソン長老が,パナマシティーから約2時間半の所にあるグナ・ヤラ先住民地区にあるサン・ブラス・アルキペラゴのカルタイ・トゥピレ島を訪れた最初の使徒となりました。
ゲレット・W・ゴング長老は,賢明な決断をすることとイエス・キリストの御名を受けることについて,フィリピンの青少年と話しました。また,宣教師と集会を持つとともに,フィリピン全土に放送されたイベントで,ヤングシングルアダルトに話をしました。
ウリセス・ソアレス長老は,母国ブラジルでヤングアダルトに,救い主を生活の中心に据えるよう勧告しました。宣教師には,イエス・キリストを信じる信仰を働かせ,真理にしっかりと根を降ろすようにと言いました。数か月後,ソアレス長老はブラジルに戻り,宗教の自由に関するシンポジウムで話をしました。また,ドミニカ共和国の副大統領と,同国のキューバ大使との会談も行いました。キューバには,教会の1つの地方部と4つの支部があります。
オンラインの集会で,ディーター・F・ウークトドルフ長老はアジアの青少年,宣教師,教会指導者に向けて話をしました。クエンティン・L・クック長老はヨーロッパ,ヨーロッパ東,アフリカ,中東地域のヤングアダルトに向けて,D・トッド・クリストファーソン長老はポルトガル語圏のヤングアダルトに向けて,.ニール・L・アンダーセン長老はラテンアメリカとスペインに住むヤングアダルトに向けて,ロナルド・A・ラズバンド長老は英語圏のヤングアダルトに向けて,デール・G・レンランド長老はフランス語圏のヤングアダルトに向けて,それぞれ話をしました。