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「主は,御自分のもとに……すべての人を招かれる」
2ニーファイ26-30章には末日についての力強い預言が載っていることを説明する。ニーファイはサタンに欺かれて真理から離れてしまう人々について預言した。しかし,ニーファイはまた,福音の回復と,義人に与えられる祝福についても予見した。
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2ニーファイ28章に,人を欺くサタンの策略としてどのような例が記されていますか。これらの策略に打ち負かされないために何ができますか(例として,1ニーファイ15:24;2ニーファイ28:30;アルマ17:2-3;モロナイ7:15-19;教義と聖約21:1-6;46:7)
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なぜ聖書に加えてモルモン書も研究しなくてはならないのでしょうか(2ニーファイ29:4-14参照。2ニーファイ28:30参照)。
家族の話し合いのための提案
家族の一人に部屋の中央に立ってもらう。この実演では,中央に立っている人の右側の区域は人生で成し得る善い事柄を象徴し,そのさらに右側は成し得る最善の事柄を表す。一方,左側の区域は人生で犯す可能性のある悪い事柄を,そしてさらにその左側は最悪の事柄をそれぞれ示す。
リチャード・G・スコット長老は,これに類する,たとえを使ったレッスンを行ったことを説明する。スコット長老は次のように述べた。「中間の位置にいると,正しい事柄と誤った事柄を識別するのは困難です。この中間区域はサタンが義にかなった人々に働きかけを行う場所です。……この区域では混乱しやすくなります。ですから主が定められたすばらしい善の区域内で生活してください。そうすれば,誘惑に関して何も問題はないでしょう。皆さんが見たり,聞いたり,考えたり,または行ったりしてもいいか確信が持てない事柄があるときは,どうぞそれらを避けてください。サタンのわなの一つに陥りかねないからです。」(“Do What Is Right,” Ensign,1997年6月号,53-54)
この実演は,家族が日々遭遇する誘惑や選択にどのように応用できるでしょうか。