わたしは幸せになることができます

教師のために

このレッスンを教えるに当たり霊的に備えるために，次の文を読み，深く考えてください。

天の御父はわたしたちが幸福になることを望んでおられます。御父がわたしたちのために作られた計画はしばしば「偉大な幸福の計画」（アルマ42：8）と呼ばれます。逆境は人生の重要な一部ではありますが，わたしたちは前向きな態度でいるという選択をすることができます。そうすれば，そんなわたしたちの明るい姿勢が助けとなって，ほかの人々もより楽観的になれることがあります。

学びの活動

集合の活動によって始めます。3ページに掲載されているアイデアを参照してください。

祈り

一人の子供に開会の祈りをするよう頼みます。

塗り絵

一人の子供に82ページの写真を持たせます。以下のお話をしてください。

真理ちゃんはお母さんと散歩に行きました（写真の中の真理と母親を指す）。散歩の途中に見かけた人たちの中にしかめ顔の人たちがいました（子供たちにしかめ顔をさせる）。真理ちゃんはお母さんに聞きました。「あの人たちはどうして悲しいの？」お母さんは言いました。「さあ，どうしてかしら。でも，わたしたちがにこにこの笑顔を見せたら，あの人たちが幸せになるお手伝いができるかもしれないわ。」

また歩いていくと，一人の女の人がやって来るのが見えました。真理ちゃんはとびきりの笑顔で，にこにこしました（子供たちにとびきりの笑顔をするよう促します）。楽しそうな真理ちゃんの顔を見て，その女の人も真理ちゃんににこにこしました。真理ちゃんは言いました。「ほんとうだ！」お母さんは言いました。「わたしたちが幸せになることを選べば，ほかの人も幸せにできるのよ。」

子供たちに，あなたに笑顔を見せるように頼みます。彼らの笑顔は皆を幸せにしてくれることを話します。子供たちに「幸せ」と言うよう促します。

歌

「笑顔で」（『子供の歌集』128）の歌詞を歌うか，暗唱し，以下の動作をします。子供たちに一緒にするよう促します。

いやなときにも　（口角を指で下げ，しかめ顔を作る）
いやがらず　　　（首を左右に振る）
すぐはんたいに
にこにこしよう　（口角を指で上げ，笑顔を作る）

みなしかめがお　（口角を指で下げ，しかめ顔を作る）
きらいです　
えがおはせかいを（口角を指で上げ，笑顔を作る）
よくします　　　（大きくうなずく）

ゲーム

子供たちを立たせ，輪にします。あなたがこれから笑顔を分かち合う練習をすることを話します。一人の子供の前に立ち，ほほえみかけます。その子供に笑顔をするよう促してください。それから，「さあ，笑顔を分かち合いに行きましょう」と言います。その子供の手を取り，別の子供の前へ行って，ほほえみかけます。この二人目の子供に，最初の子供と手をつないで，別の子供と笑顔を分かち合うよう促します。全部の子供が手をつなぐまで活動を続けます。

まとめ

わたしたちが幸せになることを選ぶとき，ほかの人も幸せを感じるように助けられることを話します。子供たちに「幸せになれます！」と言わせましょう。

祈り

一人の子供に閉会の祈りをするよう頼みます。

任意の活動

準備

復習の活動のために－－本手引きの67ページに印を付け，すぐに開くことができるようにしておきます。あなたが感謝している物の写真または絵を持参してください。本手引きや教会機関誌に掲載されている物を利用するか，あるいはあなたが自分で描いた絵を使うことができます。
絵を使った活動のために83ページの絵を子供の人数分コピーします。

わたしはしあわせになることができます

歌

以下の動作をしながら，「幸せなら手をたたこう」（『子供の歌集』125）の歌詞を歌うか，または暗唱します。子供たちに一緒にするよう促します。

しあわせなら　てをたたこう　（手を2回たたく）
しあわせなら　てをたたこう　（手を2回たたく）
しあわせなら
たいどでしめそうよ　　　　　（ほほえみ，顔を指さす）
ほらみんなで　てをたたこう　（手を2回たたく）

「てをたたこう」を別の動作（「うしろをむこう」「ひざをたたこう」など）に換えて繰り返します。

活動の歌

以下の「活動の歌」を暗唱しながら，子供たちに一緒にするよう促します。

笑顔は　うつります　　　（口角を指で上げ，笑顔を作る）
わたしが悲しいときにはね（口角を指で下げ，しかめ顔を作る）
人に　笑顔をあげますよ　（口角を指で上げ，笑顔を作る）
すぐに　うれしくなりますよ！　（両手を胸に置く）

復習

15課（64－65ページ）でした二つの絵の活動をもう一度しましょう。天の御父がわたしたちに与えてくださったたくさんのすばらしい物を思い出すとき，幸せになれることを説明します。

絵

全員に83ページの笑顔としかめ顔のコピーを配ります。子供たちに，あなたが「笑顔で」をもう一度歌う間，自分たちの絵を見ているように言います。歌の適切な箇所で，子供たちが手持ちの顔をしかめ顔から笑顔に変えられるよう助けましょう。