28
天のお父様は神権を通してわたしを祝福してくださいます
教師のために
このレッスンを教えるに当たり霊的に備えるために，次の文を読み，深く考えてください。
神権とは神の力と権能です。神はこの権能を12歳以上のふさわしい男性教会員に与え，彼らが御父の
準備
本手引きの26ページと114ページに印を付け，すぐに開けられるようにしておきます。
学びの活動
集合の活動によって始めます。3ページに掲載されているアイデアを参照してください。
祈り
一人の子供に開会の祈りをするよう頼みます。
教義を教える
神権は神の力であること，そして，神は年長の男の子や大人の男性に神権を授け，家族やほかの人たちを祝福できるようにされることを子供たちに伝えます。子供たちに「神権」と言ってもらいます（注－－このレッスンを教えるとき，父親のいない子供たちや，父親が神権を持っていない子供たちの気持ちに十分配慮してください）。
写真
118ページの写真を見せ，赤ん坊を抱くまねをするように言います。赤ちゃんは神権を持つ男の人たちから祝福と名前を授けられると説明してください。子供たちに「神権」と言うよう促します。
119ページにある病人を祝福している絵を見せます。神権を持つ人は病人が元気になるように祝福できることを話してください。26ページの絵を開きます。イエスを指し，この絵の中でイエスは目の見えない人を祝福していることを説明します。子供たちに「神権」と言うよう促します。
114ページの写真を見せます。子供たちに，わたしたちが毎週日曜日に聖餐を頂くことを思い出させてください。聖餐を準備し，祝福して，配ってくれるのは神権を持っている人たちだと説明します。子供たちに「神権」と言うよう促します。
歌
子供たちに手をつないで輪を作らせます。あなたが「愛の言葉」（『子供の歌集』102）を歌うか，または歌詞を暗唱しながら，輪になって歩くよう促します。
あふれるしんけんの しゅくふくとよろこび
まとめ
天の御父は神権によってわたしたちを祝福してくださると
祈り
一人の子供に閉会の祈りをするよう頼みます。
任意の活動
準備
-
ゲストを招いての活動のために－－最近赤ちゃんの祝福をした父親に，赤ちゃんを連れて来てもらい，そのときの経験について話すよう依頼しておきます。
-
めくり本のために－－119ページの絵をコピーします。色を塗ってもよいでしょう。実線に沿って切り目を入れ，点線に沿って折ります。
あかちゃんのしゅくふく
びょうきのひとのしゅくふく
せいさん
てんのおとうさまは しんけんによって わたしをしゅくふくしてくださいます
活動の歌
下の「活動の歌」を，全部または部分的に暗唱し，子供たちにも一緒にするよう促します。一つ終わるごとに，神権がわたしたちの生活を祝福してくれることを思い出させます。
幼児の祝福（118ページの写真を皆に見えるように置く）－－
パパはかわいい赤ちゃんを
優しく優しく腕に取り （赤ちゃんを抱くふりをする）
神権の力で祝福して，名前を付けてあげますよ。
パパは家族を愛してる！ （自分を抱き締める）
病人の祝福（119ページの絵を指す）－－
わたしが病気になったとき，（自分を指す）
りっぱな神権者に祝福をしてもらいます。
そしたら心は平安に，信じることができますよ，（両手を胸に置く）
きっと元気になれるって。
聖餐（114ページの写真を皆に見えるように置く）－－
わたしは静かにパンを食べ （パンを食べるふりをする）
お水も静かにいただきます。（水を飲むふりをする）
そしてそっと腕を組み，イエス様のことを思います－－（腕を組む）
それがわたしのすべきこと。（何度かうなずく）
〔M・W・バービカ，“The Sacrament,” Friend，1995年2月号，17〕
ゲスト
子供たちにゲストを紹介します。この人には神権があることと，その神権を使って赤ちゃんを祝福したことを説明します。父親に幾つか質問してください。例えば，「あなたは神権を持っていますか」とか「あなたの赤ちゃんの名前は何ですか」，「赤ちゃんを祝福したとき，どういうことを言いましたか」，「赤ちゃんが大きくなったら，どのように神権を使って祝福してあげることができますか」などの質問が考えられます。
めくり本
用意してきためくり本を見せます。最初の絵の覆いをめくり，絵の説明文を読みます。次に子供たちも一緒に言います。次の絵の覆いをめくって，同様にします。
