7
イエス・キリストはわたしのためにこの世界を造ってくださいました
教師のために
このレッスンを教えるに当たり霊的に備えるために,次の文を読み,深く考えてください。
イエス・キリストは天の御父の指示に従い,わたしたちが暮らすこの美しい世界を造られました(モーセ2:1参照)。地球創造の目的は,わたしたちが天の御父のようになるために試され,経験を積むことができる場所を用意することにありました(アブラハム3:24–25参照)。この地球のすばらしい美しさは,天の御父とイエス・キリストの力と大きな愛を
準備
聖書を持参してください。創世1:1に印を付け,すぐに開けられるようにしておきます。
学びの活動
集合の活動によって始めます。3ページに掲載されているアイデアを参照してください。
祈り
一人の子供に開会の祈りをするよう頼みます。
歌
「天のお父様の愛」(『子供の歌集』16-17)の歌詞を歌うか,または暗唱しながら,以下の動作をします。子供たちも一緒にするよう促します。
とりのさえずり きいたり(片手をおわんの形にして耳に当てる)
あおぞら みたり (上を向いて,片手を目の上にかざす)
あめが ほほぬらしたり (指先で顔に触る)
かぜが とおりすぎたり (両手を前後に振る)
ばらにそっと ふれたり するとき いつも(両手をおわんの形にして合わせる)
つくりぬし おとうさまを(人差し指で上を指す)
おもい かんしゃします (両手を胸に当てる)
聖文
聖書の創世1:1を開き,「はじめに神は天と地とを創造された」という箇所を読みます。この聖句をもう一度短く区切りながら読み,子供たちに復唱するよう促します。天の御父とイエス・キリストが世界とそこにあるすべてのものを造られたことを説明しましょう。また,イエスは太陽を造り,わたしたちに光を与えてくださいました。子供たちに両手を上げて頭の上に輪を作らせ,「太陽」と言うよう促します。
イエスは夜に見える星も造られたことを話します。子供たちに瞬く星のように両手を握ったり開いたりさせ,「星」と言うよう促してください。
絵
34ページにある絵を見せます。木を指し,イエスは植物を造られたことを話します。子供たちを立たせ,風に吹かれる木のように腕を高く上げて背伸びをさせましょう。子供たちに「木」と言うよう促します。
絵の中の動物を指し,イエスは動物も造られたことを説明します。子供たちに絵の中の動物の名前を幾つか言わせ,鳴き声をまねするよう促します。
まとめ
イエスはわたしたちを愛しておられるので,このようなものをすべて造ってくださったことを説明します。わたしたちの住む美しい世界について,感謝の気持ちを述べてください。
祈り
一人の子供に閉会の祈りをするよう頼みます。
任意の活動
準備
-
種植えの活動のために--子供たち一人一人に行き渡るようプラスチック製のコップを持参します。子供が一人ずつ植えられるように,コップに入れる土と種も(豆,とうもろこし,または麦の種など)持って行きます。一つ一つのコップに「イエスさまはわたしのためにたねをつくられた」と書いておきます。種の育て方を書いたメモを用意し,子供たちが家に持って帰れるようにします。
-
本作りの活動のために--35ページを子供の人数分コピーし,塗り絵ができるようにします。セロハンテープまたはのりを持参します。
歌
下の動きを付けながら,「わたしの好きなこの世界」(『子供の歌集』123)の歌詞を歌うか,または暗唱します。子供たちに一緒にするよう促します。
わたしのすきな このせかい (口角を上げて笑顔を作る)
しゅのあい あかししている (両手を胸に当てる)
ひるのひかり(頭の上に両手で円を作る)
はなや(花の香りをかぐふりをする)
ほし(星が瞬くように両手を握ったり開いたりする)
かぞくも いえも すきです (自分を抱き締める)
種植えの活動
用意してきたコップに土を入れ,子供一人一人に種を1個ずつ植えさせます。子供たちが植えている間,種に水をやって太陽の光がたくさん当たる所に置くと,種が育って植物になることを話してください。種や土,雨,そして太陽の光を造ったのはイエス・キリストであることを思い出させます。子供たちが種の成長する様子を見られるよう,親に子供のコップを持って帰ってもらいます。これは年長の子供たちに大変適した活動です。
本作り
子供たちに35ページの絵をコピーしたものに色を塗らせます。その間,レッスンで教えたことを復習します。絵を塗り終わったら,絵に書いてある指示に従って絵を折ってあげ,セロハンテープまたはのりで留めてください。その後,子供たちと一緒に完成した本を読みましょう。