回復が始まって以来,主の業は世界中に広がっています。わたしたちは主が御業を速めておられる時代に生きています。教会の青少年は主の業を速める一助となる多くの資質や機会に恵まれています。
一人の生徒に,教室の端からもう一方の端まで普通の速度で歩いてもらいます。次に再び同じ所を,今度は速度を速めて歩いてもらいます。その生徒が教室を横切って歩いている間に,クラスの生徒たちに次の質問をします:
一人の生徒に,教義と聖約88:73を声に出して読んでもらいます。他の生徒には,聞きながら,主は何を速めると言われたのかを見つけてもらいます。見つけたことを生徒に発表してもらいます。
ラッセル・M・ネルソン長老は教義と聖約88:73を引用してこう述べています。「その急ぐべき時期とは今なのです。」(「わが教会は,……末日聖徒イエス・キリスト教会と称えらるべし」『聖徒の道』1990年7月号,19)次の教義をホワイトボードに書きます:わたしたちは主が御業を速めておられる時代に生きています。
一人の生徒に,教義と聖約133:10を声に出して読んでもらいます。他の生徒には,聞きながら,主が御業を速めておられる理由について,この聖句が述べていることを見つけてもらいます。
スペンサー・W・キンボール大管長の写真を見せます。(『福音の視覚資料集』133番;LDS.orgも参照)スペンサー・W・キンボール大管長が大管長の職に就いてた間に,主が御業を速められたことを説明します。例えば,伝道活動が拡大し,教会は聖典の改訂版を出しました。キンボール大管長は教会員に前進するよう励まして言いました。「わたしたちは平坦地で十分に休みました。」(「より高い地点に向かって前進しよう」『聖徒の道』1979年10月号,116)また,このように教えています。「わたしたちは歩みを速めて,今それをしなければなりません。」(「改宗者の教会」『聖徒の道』1976年6月号,250)
今日主が御業を速めておられる方法と,自分が主の業に参加できる方法について,生徒たちが理解できるように,次の活動を行います:
クラスを3つのグループに分け,各グループの生徒に互いに教える次のような割り当ての一つが書かれた紙を渡します。クラスメートに教える割り当てを調べて準備するために,数分時間を与えます。十分な時間を与えた後,先ほどのグループからそれぞれ一人ずつ集めて,新しい3つのグループを作ります。主が御業を速めておられる方法と,自分が主の業に参加できる方法について,生徒たちに交互に教え合ってもらいます。
生徒たちが小グループで教える作業を終えた後,主の業を速めることについて,自分の考えや気持ちを数人の生徒に分かち合ってもらいます。
一人の生徒に,十二使徒定員会のデビッド・B・ヘイト長老が述べた次の言葉を読んでもらいます。他の生徒には,聞きながら,わたしたちが主の業に参加すると,どのようなことが起きるかを見つけてもらいます。
「兄弟姉妹の皆さん,主は道を開き,全世界にその御業を広げることができるようにしておられます。すばらしいことに,わたしたちは皆それぞれの方法で,その御業に参加できます。
神の預言者以外に,だれが主の御業のこのような急速な進展を予測できたでしょうか。まさに教義と聖約第88章で預言されたように,主はこの時期に御業を速めておられるのです。(教義と聖約88:73参照)」(「伝道活動—わたしたちの責任」『聖徒の道』1994年1月号,69)
主の業を速めることに貢献できる機会について,生徒たちに考えてもらいます。生徒たちに,次の質問に対する答えをクラスノートか聖典学習帳に書いてもらいます:
十分に時間を与えた後,自分が書いたことについてフォローアップする目標を立ててもらいます。最後に,主の業を速めることについて,また主の業に参加する責任と機会について自分の証を述べてください。