わたしたちに導きと指示を与えるために聖典が作られ,保存されたことを理解できるようにする。
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以下の聖句を読み,内容について深く考え,祈る。
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エノス。父親の教えの影響を受けていたエノスは赦しを求めて祈る。エノスは赦しを受けた後に,自分の民であるニーファイ人と敵であるレーマン人のために祈る。エノスはニーファイ人の記録を保管できるよう主に願い求める。
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ジェロム。ジェロムはレーマン人がしばしばニーファイ人に攻めかかって来たことを記録する。ニーファイ人は,預言者と教師が彼らに絶えず悔い改めて神の戒めを守り,メシヤの来臨を待ち望むよう説いたため,レーマン人の攻撃を防いで,その地で繁栄する。
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オムナイ。オムナイ,アメーロン,ケミシ,アビナドム,アマレカイが記録を書き継ぐ。ニーファイ人は平和の時期と戦争の時期を経験し,ニーファイ人の中の「ひときわ悪い者たち」が滅ぼされる。モーサヤとモーサヤに従う者たちはゼラヘムラの民(ミュレク人)に出会う。
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モルモンの言葉。モルモンは「ある賢明な目的のために」ニーファイの大版を短くまとめたものにニーファイの小版を加える。
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「導入」の項にある活動を実施する場合,日記に記録しておかなければ忘れてしまっていると思われる出来事や感じた事柄について発表する準備をするよう一人の生徒に依頼する。あるいは教師自身の日記からそのような出来事や感じた事柄について分かち合うための準備をしておく。
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以下の表を黒板か大きな模造紙に書き写す。
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「抄録を作るモルモン」(『福音の視覚資料セット』306)の絵を入手できれば,レッスンで使用するために準備しておく。
以下の資料はレッスンの概要を補足するためのものである。このアイデアをレッスンに取り入れてもよい。