モルモン書がどのようにわたしたちの宗教のかなめ石となっているか,またその教えに従うことによってどのように神に近づく助けとなるかを理解できるようにする。
以下の資料はレッスンの概要を補足するためのものである。この中の幾つかをレッスンに取り入れてもよい。
黒板に以下の文を番号を振らずに書く。
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死者のための神殿の業が始まる。
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メルキゼデク神権が回復される。
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使徒が召される。
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ジョセフ・スミスが最初の示現を受ける。
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教会が組織される。
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モルモン書が翻訳される。
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生徒に,これらの出来事が起こった順番を答えてもらう(各文の左にある番号が正解;生徒が順番を正しく答えたら黒板に番号を振る)。その後エズラ・タフト・ベンソン大管長の以下の言葉を読むか,生徒の一人に読んでもらう。
「モルモン書が大切なものであることについての……強力な証は,主が福音の回復の過程において,モルモン書をいつ登場させたもうたかということです。モルモン書に先立ったものは最初の示現だけでした。……
これはどういうことなのでしょうか。モルモン書がもたらされたのは神権の回復の前でした。またその出版は,教会が組織される数日前のことでした。3つの光栄,日の栄えの結婚,死者のための儀式など大切な教義に関する啓示が与えられる前に,聖徒たちはモルモン書を渡されました。神権定員会や教会が設立される前にこの世にもたらされたのです。このことは,主がこのモルモン書をどのように御覧になっているかを物語っているのではないでしょうか。」(「モルモン書--わたしたちの宗教のかなめ石」『聖徒の道』1987年1月号,4)