油 「油注ぎ」; 「オリーブの木」; 「病人への癒いやしの祝福」 参照 一般的に,聖典に出てくる油という言葉は,オリーブ油を指す。旧約の時代から,オリーブ油は神殿や幕屋での儀式,また油注ぎに用いられ,灯火用や食用にも使われてきた。時として,オリーブ油は純粋さや,聖なる御み霊たまとその影響力の象徴とされることもある(サ上10:1,6;16:13;イザ61:1-3)。 祭司は油を右の耳たぶにつけなければならない, レビ14:28-29. 主は,わたしをつかわし,あなたに油をそそいで,その民イスラエルの王とされました, サ上15:1. やもめの油のびんは空にならなかった, 列上17:10-16. わたしのこうべに油をそそがれる, 詩篇23:5. 大ぜいの病人に油をぬっていやした, マコ6:13. 教会の長老たちを招き,オリブ油を注いで祈ってもらうがよい, 新ヤコ5:13-15. あなたがたのランプの芯しんを切りそろえて火をともし,油を備えて, 教義33:17 (マタ25:1-13).