しるし 「奇跡」; 「時のしるし」; 「まことの教会のしるし」 参照 人々が何かの証拠あるいは証明として理解する出来事や経験。しるしという言葉は通常,神から与えられる奇跡的な現れを指す。サタンもまた,ある条件の下でしるしを示す力を持っている。聖徒は御み霊たまの賜たま物ものを求めるべきであるが,好奇心を満足させたり,信仰の支えとしたりするためにしるしを求めてはならない。主は,信じる者にとってふさわしいと判断されたときに,しるしを与えられる(教義58:64)。 主はみずから一つのしるしをあなたがたに与えられる, イザ7:14 (2ニフ17:14). 天においても,地においても,しるしと奇跡とをおこない, ダニ6:27. 邪悪で不義な時代は,しるしを求める, マタ12:39 (マタ16:4; ルカ11:29). 信じる者には,このようなしるしが伴う, マコ16:17 (モル9:24; エテ4:18; 教義84:65). シーレムはしるしを求めた, ヤコ7:13-20. コリホルはしるしを求めた, アル30:48-60. しるしを見せてくれれば,信じよう, アル32:17. 民の大半がしるしと不思議を信じた, 3ニフ1:22. 民は数々のしるしと不思議を忘れ始め, 3ニフ2:1. 信仰が試されてからでなければ,証あかしは得られない, エテ12:6. わたしがあなたがたに命じないかぎり,奇跡を求めてはならない, 教義24:13. 信仰はしるしによっては生じないが,信じる者にはしるしが伴う, 教義63:7-11. それらの日には,偽キリストたちや偽預言者たちも起こって,大きなしるしと不思議を示すであろう, ジ—マタ1:22.