マラキ
旧約の預言者。紀元前430年ごろに預言者として働き,記録を残した。
マラキ書
マラキ書すなわちマラキの預言の書は,『旧約聖書』の巻末に収められている。マラキ書は次の4つの主題に添って書かれていると思われる。(1)イスラエルの罪—マラキ1:6-2:17;3:8-9。(2)不従順のゆえにイスラエルに下される裁き—マラキ1:14;2:2-3,12;3:5。(3)従順に対する約束—マラキ3:10-12,16-18;4:2-3。(4)イスラエルについての預言—マラキ3:1-5;4:1,5-6(教義2章;128:17;ジ—歴史1:37-39)。
マラキはその預言の中で,バプテスマのヨハネ(マラ3:1;マタ11:10),