リモートギャザリングの質を高める練習―指導原則

教会であれ，職場であれ，学校であれ，あるいは何らかの会議であれ，楽しんで参加し，話し合いに参加したいという気持ちになった集会はこれまでありましたか。記憶に残るイベントはありましたか。印象的だったのは，教師や話し合いのリーダーでしたか。それとも環境でしょうか。あるいは，学んだり話し合われたりしたテーマでしょうか。クラスメートや教師との間に信頼関係がありましたか。もしかしたら，あなたと一緒に参加していた人々が，すばらしい話し合いのグループで，あなた一人で得られる以上のことを提供してくれていたのかもしれません。

宗教教育セミナリー・インスティテュートのリモートギャザリングも同じように大きな影響を与えますが，実りあるリモートギャザリングの原則は何でしょうか。有意義で影響力のある学習経験を生み出すために，教師と生徒はともに何ができるでしょうか。

リモートギャザリングは，以下の理由で対面形式の学習経験に似ています：

学習経験は同時に，同じ場所で生まれます。
話し合いは教師が先導します。
話し合いはクラス全体で行います。
教師は生徒一人一人に発言を求めます。
やり取りは非常によく似ています。ビデオ会議ソフトウェアを通して，手を挙げたり，笑ったり，互いに話したり，話し合いをリアルタイムで行うことができます。
生徒を少人数のグループに分け，話し合ってもらい，その後クラス全体に報告してもらうことができます。

リモートギャザリングと対面形式の学習経験には類似点があることから，彼らを導き教える原則も同じであると考えることができます。それらの原則の多くは，この『救い主の方法で教える』に書かれています。

キリストのような教え方の概要

少し時間を取り，『救い主の方法で教える』の「キリストのような教え方の概要」を研究してください。読みながら，以下を自問してみてください：

Canvasにあるレッスンは，イエス・キリストに焦点を当てることを目的としたものが多いでしょう。学習者が救い主イエス・キリストに焦点を当てて話し合えるようにするために，リモートギャザリングではどのようなことができるでしょうか。
「キリストのような教え方の原則」は普遍的な教え方の原則であり，どこで教え，どこで学ぶかは関係ありません。しかし，それぞれの原則に挙げられている実践例は，対面形式での学びにより重点を置いている場合があります。祈りの気持ちで考えてみましょう：このような実践例は，リモートギャザリングを含む，オンラインレッスンにどう適応できるでしょうか。

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スーパーバイザーと話し合う

少し時間を取って，以下の事柄について考えてみてください。これらの質問について地元のS&Iスーパーバイザーと話し合う準備をしてください。

「キリストのような教え方の概要」の前に述べられた二つの質問について考えてください。あなたの意見を地元のS&Iスーパーバイザーと分かち合う準備をしてください。
地元のS&Iスーパーバイザーに，別の教師のリモートギャザリングに出席するか，録画を視聴できるかどうか尋ねてください。クラスに積極的に参加するよう，ほかの教師はどのような戦略を用いているでしょうか。リモートギャザリングのどのような原則や実践例が見られますか。