課題のフィードバックを効果的に活用する―機会と課題

オンライン教師として，学習者に影響を与え，教えるために活用できるツールについて考えてみましょう。恐らくCanvasを使い，リモートギャザリングでリードしたりすることを思い浮かべるでしょう。それらはあなたが使用するおもなツールですが，ほかにもあります。

次の例について考えてください。その週に，学習者の一人が毎週のギャザリング前に課題を完了しました。その課題の一環として，学習者は自分の考えを分かち合っています。彼女は学んだレッスンのテーマの一つについて，真摯な質問をしていました。

• この質問にどのように答えられますか。

• この学習者の回答をどのように活用すれば，彼女の学習を支援することができるでしょうか。

• その学習者の回答をどのように活用すれば，彼女はイエス・キリストを信じる信仰を築けるでしょうか。

課題のフィードバックをすればよいのです。このシナリオでは，返事として学習者の質問に答えることができます。彼女の課題に対する真摯な思いや努力を評価することもできます。Canvasを使用している場合は，音声またはビデオメッセージを彼女に送ることもできます。

機会

• 課題で，教師は学習者の心と思いをかいま見ることができます。効果的なフィードバックは，教師が誤解を解き，真理を再確認し，感情を確認し，イエス・キリストについて教え，証する機会を提供します。

課題

• 学習者が課題のフィードバックをなかなか見つけられない場合もあります。

• 教師は，学習者がすでにほかの方法でフィードバックをしていると思っているかもしれません。そのため，教師は，Canvasにその課題に対するフィードバックを書くことは不必要または余計なことと思うかもしれません。

スーパーバイザーと話し合う

少し時間を取って，以下の質問について考えてください。地元の宗教教育セミナリー・インスティテュート（S&I）スーパーバイザーと話し合う準備をしてください。

• 課題に関して，どれくらいの頻度で学習者にフィードバックを与えるべきでしょうか。

• どのようなフィードバックを与えるべきかを，どのように判断すればよいでしょうか。