「ディスカッションボードを効果的に活用する―機会と課題」『オンライン教師として成長する』(2023年)
「ディスカッションボードを効果的に活用する―機会と課題」『オンライン教師として成長する』
ディスカッションボードを効果的に活用する―機会と課題
クラスの最近のディスカッションボードの活動を思い出してください。どうでしたか。学習者の投稿はどのようなものでしたか。積極的なディスカッションは行われましたか。投稿には敬意が払われていましたか。トピックに沿った内容でしたか。ほかのどのオンラインクラスの活動よりも,ディスカッションボードはクラスの生徒が互いに交流し,質問をする機会を提供します。ディスカッションボードでのコミュニケーションが円滑に進むように努めることで,学習者の経験を効果的に向上させることができます。Canvasのディスカッションボードを使って,以下の機会や課題について考えてください。
機会
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学習者はオンラインクラスで互いに交流することができます。
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福音のテーマや質問について考えや気持ちを分かち合うことで,クラスの一致が深まります。
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オンライン教師は,学習者一人一人の考えや気持ちについてさらに洞察を得ることができます。
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話し合われた内容は,教師がリモートギャザリングのディスカッションの準備をするのに役立ちます。
課題
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クラスメンバーに有意義にディスカッションボードに参加してもらうのが難しい場合があります。彼らの投稿や返信は,時に表面的な場合があります。
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時には,書き言葉では意図と語調が誤解されることがあります。
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教師が様々なモデルを示さないかぎり,クラスのディスカッションの答えは毎週同じように感じられます。
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ディスカッションボードへの投稿は,指示文より少なくなることがあります。
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教師はディスカッションボードで学習者にどの程度返答すればよいのか悩むこともあります。
スーパーバイザーと話し合う
以下の質問について深く考え,その質問があなたのレッスンにどのように当てはまるか考えてください。地元の宗教教育セミナリー・インスティテュート(S&I)スーパーバイザーと話し合う準備をしてください。
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最近のディスカッションボードのやり取りで,クラスにとってプラスになったものについて話し合います。そのやり取りのどういったところがプラスに働いたのでしょうか。
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スーパーバイザーに,ディスカッションボードに対してネガティブな印象を持たせるものが何か尋ねます。その印象をプラスに変える方法についてのヒントを求めます。