「オンラインコースへの学習者の参加を促す―機会と課題」『オンライン教師として成長する』(2023年)
「オンラインコースへの学習者の参加を促す―機会と課題」『オンライン教師として成長する』
オンラインコースへの学習者の参加を促す―機会と課題
Canvasやリモートギャザリングでの直近のレッスンの経験を振り返ってみてください。学習者の参加の様子についてどのように言い表すことができますか。その参加の度合いは,クラスにどのような影響を与えたでしょうか。オンライン教師から挙がった以下の共通する課題の幾つかについて考えてください:
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Canvasコースへの学習者の参加状況はどのようにして測ることができるでしょうか。
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リモートギャザリングだけに来る学習者がCanvasにも参加するためには,どのように励ますことができるでしょうか。
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オンラインでの話し合い,Canvasの課題,リモートギャザリングにおいて,学習者がより有意義な返答ができるように助けるにはどうすればよいでしょうか。
このような訓練資料は,これらの課題を克服するためのツールを提供します。あなたを助ける御霊の導きを求めてください。
機会
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Canvasのおかげで,教師は従来のクラスよりも学習者の参加を観察する機会が多くなっています。
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オンラインクラスでは,教師は教室で前に立つ以外の方法で学習者の目に留まることができます。教師のより多様なやり取りによって,学習者の参加を高めることができます。
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教室で参加を促すために教師が使う戦略の多くは,リモートギャザリングでも効果的です。例えば,少人数のグループに分ける,ホワイトボードを使う,投票を行うなどです。異なる教授法を試してみると,学習者の経験に変化を加えることができます。
課題
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インターネットへのアクセスが不安定で危ういために参加できないオンライン学習者もいます。
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オンラインクラスではほかの学習者と同じ部屋にいないため,疎外感を抱くかもしれません。帰属感を得られなければ,参加したいという意欲が下がる可能性もあります。
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オンラインでの学習経験において,教師から導きと支援を受けない学習者は,何をすべきか分からないと感じることがあります。すると,学習に取り組みたいという彼らの望みが低下します。
スーパーバイザーと話し合う
以下の質問をあなたのレッスンにどのように応用できるか深く考えてください。これらについて,地元の宗教教育セミナリー・インスティテュート(S&I)スーパーバイザーと話し合う準備をしてください。
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学習者のクラスへの参加について,あなたが個人的に直面している最大の課題は何ですか。
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『救い主の方法で教える』には,参加することが学習経験にどれほど大切かということについて何と書いてありますか。