だい5しょう イエス・キリストのこうたん そのころ,ローマの王は,すべての人びとはぜいきんをおさめなければならないというほうりつを作りました。ヨセフとマリヤはナザレにすんでいました。二人はぜいきんをおさめるためにベツレヘムまで105キロのたびをしなければなりませんでした。 ルカ2:1-5 マリヤがベツレヘムへ行くことはたいへんでした。もうすぐ赤ちゃんが生まれそうだったからです。 ルカ2:4-5 ヨセフとマリヤがベツレヘムについたとき,やどはどこもいっぱいでした。マリヤとヨセフは馬ごやにとまらなければなりませんでした。馬ごやはどうぶつを入れておくばしょです。 ルカ2:6-7 赤ちゃんはそこで生まれました。マリヤはぬので赤ちゃんをくるみ,かいばおけにねかせました。ヨセフとマリヤは赤ちゃんをイエスと名づけました。 ルカ2:7,21 イエスがお生まれになった夜,ひつじかいたちがベツレヘムの近くの野原でひつじの番をしていました。すると,てんしがあらわれました。ひつじかいたちはこわくなりました。 ルカ2:8-9 てんしは,こわがらないように言いました。すばらしい知らせがあったからです。すくいぬしイエス・キリストがベツレヘムでお生まれになったのです。すくいぬしはかいばおけにねておられるということでした。 ルカ2:10-12 ひつじかいたちはベツレヘムへ行き,そこでおさな子イエスに会いました。 ルカ2:15-16 ひつじかいたちはすくいぬしに会えたことをよろこびました。自分たちが見たり聞いたりしたことのすべてを,ほかの人にも話しました。 ルカ2:17,20