だい14しょう NaN:NaNアビナダイとノア王おう ゼニフはニーファイ人じんの正ただしい王おうでしたが,年としをとったので,むすこのノアに王おうのくらいをゆずりました。 モーサヤ11:1 ノアは父ちちのようによい王おうではなく,わるい王おうでした。神かみのいましめをまもりませんでした。 モーサヤ11:2 ノアはたみから金きんやぎんをとり立たてました。たみはまた,こくもつやかちくもさし出ださなければなりませんでした。 モーサヤ11:3 ノア王おうはなまけもので,ひつようなものはすべてたみからとり立たてればよいと考かんがえたのです。 モーサヤ11:4 王おうは父ちちゼニフがえらんだよいさいしたちをやめさせて,あくじを教おしえるわるいさいしたちを立たてました。 モーサヤ11:5-7 ノア王おうはおうざのある広ひろいきゅうでんや,りっぱなたてものをたくさんたて,うつくしい木きや金きんぎんでかざりました。 モーサヤ11:8-11 王おうはたみからとり上あげたざいかに心こころをうばわれ,さいしたちとともにさけをのんだり,わるいことをしたりしてくらしました。 モーサヤ11:14-15 神かみはノア王おうのたみのもとへ,アビナダイというよげんしゃをつかわされました。アビナダイは,もしくいあらためなければ,たみはレーマン人じんのどれいにされるとけいこくしました。 モーサヤ11:20-22 ノア王おうはアビナダイのことばを聞きいておこり,「アビナダイをころすから,かれをつれて来こい」と人ひとをやりました。 モーサヤ11:27-28 王おうの前まえにつれて来こられたアビナダイは,王おうとさいしたちからたくさんのしつもんをあびせられました。かれらは何なんとかしてアビナダイにまちがったことを言いわせようとしたのです。 モーサヤ12:18-19 アビナダイはいさましく答こたえました。神かみがたすけてくださることを知しっていたからです。さいしたちはアビナダイの答こたえにおどろきました。 モーサヤ12:19 王おうはおこって,さいしたちにアビナダイをころしてしまえとめいじました。アビナダイが言いいました。「わたしにさわるな。わたしに手てをかけるなら,神かみがあなたたちをほろぼされるであろう。」 モーサヤ13:1-3 アビナダイはしめいをはたせるように,せいれいにまもられていました。アビナダイの顔かおが,まばゆくかがやいています。さいしたちは,こわくてアビナダイに手てが出だせません。 モーサヤ13:3,5 神かみから力ちからをうけて,アビナダイはたみに,王おうやさいしたちのあくじについて話はなし,神かみのいましめを読よんで聞きかせました。 モーサヤ13:6-7,11-24 イエス・キリストがこうたんされ,キリストによって人ひとびとがくいあらため,ふっかつし,神かみとともにすむことができることも話はなしました。 モーサヤ13:33-35;15:21-23 「あなたたちは自分じぶんのつみをくいあらためて,イエス・キリストをしんじなければならない。そうしなければすくわれないであろう。」 モーサヤ16:13 一人ひとりのさいしをのぞいてぜんいんが,アビナダイの言いうことをしんじませんでした。ノア王おうがアビナダイをころせとめいじたので,アビナダイはとらえられ,ろうやに入いれられてしまいました。 モーサヤ17:1,5 アビナダイのことばをしんじたさいしは,アルマという人ひとでした。アルマはノア王おうに,アビナダイをゆるしてくれるようにたのみました。 モーサヤ17:2 王おうはおこってアルマをおい出だし,しもべたちに後あとをおわせてころそうとしました。アルマはにげてすがたをかくしたので,しもべたちはアルマを見みうしないました。 モーサヤ17:3-4 3日かたって,ノア王おうはアビナダイを自分じぶんの前まえにつれ出ださせ,こう言いいました。「自分じぶんが言いったことを,わたしとわたしのたみの前まえでとりけせ。」 モーサヤ17:6,8 「言いったことをのこらずとりけさないなら,おまえをころしてやる。」 モーサヤ17:8 アビナダイは自分じぶんがしんじつを語かたったことを知しっていたので,神かみが自分じぶんをおつかわしになり,話はなすようにおめいじになったことをとりけすよりは,よろこんでしのうと思おもいました。 モーサヤ17:9-10 アビナダイをころすめいれいが王おうから出でました。さいしたちはアビナダイをとらえて,むちでうち,火ひあぶりにします。アビナダイはしぬ前まえに,ノア王おうもまたやきころされるであろうと言いいました。 モーサヤ17:13-15 たみの中なかには,王おうにはんたいするものもいて,王おうをころそうとしました。レーマン人じんのぐんもノア王おうとそのなかまとたたかおうとおそって来きました。 モーサヤ19:2-7 ノア王おうとなかまはにげました。レーマン人じんがおいついてなかまをころしはじめると,王おうは男おとこたちにつまや子こどもをすててレーマン人じんからにげよとめいじたのです。 モーサヤ19:9-11 しかし,男おとこたちの多おおくは,かぞくをすててにげようとはせず,レーマン人じんのとりこになりました。 モーサヤ19:12,15 ノア王おうといっしょににげたもののほとんどが,つまや子こどもをおきざりにしたことをこうかいしました。かぞくやなかまのもとに帰かえって,まもってあげたいと思おもったのです。 モーサヤ19:19 ノア王おうはそれが気きに入いらず,帰かえってはならないと言いいました。 モーサヤ19:20 おこったかれらは,ノア王おうをやきころして,かぞくのもとに帰かえりました。アビナダイのことばはじょうじゅしたのです。 モーサヤ19:20,24