聖文の物語

だい45しょう：イエス・キリスト，せいさんとおいのりについて教えられる

だい45しょう

イエス・キリスト，せいさんとおいのりについて教おしえられる

イエス・キリストはでしたちに，パンとぶどうしゅをとりに行いかせられました。そして，ニーファイ人じんたちにじめんにすわるように言いわれました。

でしたちがもどって来くると，すくいぬしはパンをさいて，しゅくふくし，でしたちにあたえられました。それからでしたちにめいじて，人ひとびとにもおあたえになりました。

イエスはおっしゃいました。せいさんをうける人ひとびとは，わたしとわたしのはらったぎせいをいつもおぼえるとやくそくします。そうすると，みたまをうけるでしょう。

イエスはぶどうしゅをしゅくふくして，でしたちにあたえられました。でしたちは，人ひとびとにもぶどうしゅをあたえました。

「せいさんをうける人ひとびとは，わたしのいましめをまもることをやくそくするのです。」

イエスはふたたび，こうやくそくされました。「せんさんをうけ，いつもわたしをおぼえているならば，わたしのみたまをうけるでしょう。」

「わたしのいましめをまもるならば，あなたがたはさいわいです。」

「つねにいのりなさい。わたしがしたように，あなたがたもいのりなさい。」

それからすくいぬしは，ニーファイ人じんにむかって，言いわれました。「わたしの名なによって天父てんぷにいのりなさい。かぞくとともにいのりなさい。」

「しばしばともにつどいなさい。来くる人ひとはよろこんでむかえなさい。その人ひとたちのためにいのりなさい。よいもはんをしめしなさい。」

すくいぬしはでしたちに，せいれいをさずける力ちからをおあたえになりました。その時雲ときくもが人ひとびとをおおったので，でしたちだけが，イエス・キリストが天てんにのぼって行いかれるのを見みました。