だい37しょう 4:17ろうやに入いれられたニーファイとリーハイ ニーファイとリーハイはヒラマンのむすこです。ヒラマンはエルサレムからやって来きたリーハイとニーファイのように,正ただしい人ひとになってほしいと思おもったのです。 ヒラマン5:4-7 ヒラマンはむすこたちに,イエス・キリストをしんじるように教おしえました。二人ふたりは,しんこうとくいあらためを通とおしてつみがゆるされることを学まなびました。 ヒラマン5:9-12 二人ふたりはニーファイ人じんとレーマン人じんに,神かみのことばを教おしえに出でて行いきました。そして何千人なんぜんにんもの人ひとがバプテスマをうけました。 ヒラマン5:14-19 ニーファイとリーハイが,ニーファイの地ちへむかっている時ときでした。二人ふたりはレーマン人じんのぐんたいにとらえられ,ろうやに入いれられ,何日なんにちも食たべものをあたえられませんでした。 ヒラマン5:20-22 レーマン人じんたちが二人ふたりをころそうとやって来きたところ,二人ふたりは手てを出だそうとする人ひとをやきほろぼしてしまいそうな火ひのようなものにつつまれていました。そのために,レーマン人じんたちは二人ふたりをころすことができませんでした。 ヒラマン5:22-23 ところが,ニーファイとリーハイはやかれませんでした。二人ふたりはレーマン人じんたちに,自分じぶんたちが神かみの力ちからによってまもられていることを話はなしました。 ヒラマン5:24-26 すると,地面じめんがゆれ,ろうやのかべがゆれうごきました。ろうやの中なかにいたものたちは,あんこくの雲くもにかこまれたので,おそろしくなりました。 ヒラマン5:27-28 その時とき,あんこくの雲くもの上うえの方ほうから声こえがしました。それはささやくような,しずかな声こえでしたが,すべての人ひとはこの声こえを聞ききました。 ヒラマン5:29-30 その声こえは人ひとびとにくいあらためて,ニーファイとリーハイをころさないように言いいました。 ヒラマン5:29-30 3ど目めに声こえがした時とき,またじめんがゆれ,かべがゆれうごきました。レーマン人じんたちは,あまりのくらさとおそろしさで,にげることができませんでした。 ヒラマン5:33-34 前まえに教会きょうかいいんだったニーファイ人じんが,あんこくの雲くもを通とおして見みると,ニーファイとリーハイの顔かおがかがやいていました。 ヒラマン5:35-36 二人ふたりは天てんをあおいで,話はなしていました。男おとこの人ひとがレーマン人じんたちにそのようすを見みるように言いいました。レーマン人じんたちは,二人ふたりはだれと話はなしているのだろうと思おもいました。 ヒラマン5:36-38 そこでアミナダブというその男おとこは,「二人ふたりはてんしたちと話はなしている」と言いいました。 ヒラマン5:39 レーマン人じんたちが「あんこくの雲くもをはなれさせるにはどうしたらいいか」と聞きくと,アミナダブは答こたえました。「くいあらためて,イエス・キリストをしんじるしんこうをもてるまで,神かみにいのらなくてはならない。」 ヒラマン5:40-41 レーマン人じんたちは,あんこくの雲くもがきえさるまでいのりつづけました。 ヒラマン5:42 あんこくの雲くもがきえると,こんどはみんなが火ひのはしらにとりまかれていました。火ひはかれらも,ろうやのかべもやきませんでした。 ヒラマン5:43-44 レーマン人じんたちは,大おおきなよろこびをかんじました。かれらの心こころは,神かみのみたまにみたされました。 ヒラマン5:44-45 そして,イエス・キリストをしんじるしんこうがあるので,心こころにへいあんがあるでしょうと言いうささやくような声こえが聞きこえました。 ヒラマン5:46-47 レーマン人じんたちは,その声こえのする方ほうを見上みあげました。すると,てんしたちが天てんからくだって来きていました。 ヒラマン5:48 これらのことを見聞みききしたものは,およそ300人にんいました。かれらは,自分じぶんたちが見聞みききしたことを人ひとびとにつたえるために出でて行いきました。 ヒラマン5:49-50 大半たいはんのレーマン人じんは,このことをしんじて,ぶきをなげすてました。 ヒラマン5:50-51 そして,ニーファイ人じんへのにくしみをすてて,ニーファイ人じんからうばった土地とちをかえしました。こうしてレーマン人じんは,ニーファイ人じんにもまさって正ただしい人ひととなりました。 ヒラマン5:50,52 多おおくのレーマン人じんが,ニーファイやリーハイとともに,ニーファイ人じんに教おしえをときました。 ヒラマン6:1,6-7