だい19しょう：せんきょうしになったモーサヤのむすこたち

アンモン，アロン，オムナー，ヒムナイは，モーサヤのむすこです。この4人にんがアルマのむすこといっしょにいた時とき，てんしがあらわれました。

モーサヤのむすこたちは，自分じぶんのつみをくい，めいわくをかけたことをこうかいしました。4人にんはふくいんがしんじつだと知しって，ほかの人ひとにも教おしえたいと思おもいました。

かれらはだれ一人ひとり，王おうのくらいをつごうとしませんでした。それよりも，せんきょうしになって，レーマン人じんとふくいんのめぐみを分わかち合あいたいと思おもいました。

そこでモーサヤ王おうは，むすこたちをでんどうに行いかせるべきかどうか，おいのりしました。すると，神かみはおっしゃいました。「行いかせなさい。わたしがかれらをまもります。多おおくのレーマン人じんがあなたのむすこたちのことばをしんじるでしょう。」

モーサヤのむすこたちは，よいせんきょうしになれるようにだんじきして，いのりました。それからレーマン人じんへのでんどうにたび立だちました。